2016年9月19日月曜日

ミャンマーのニュース(2016年9月19日)

新政権「100日計画」の成果発表(3)

電気・エネルギー省
・マンダレー管区とモン州に発電所を新設
・マグウェー管区、チン州、ラカイン州マエイ郡区とチャオピュー経済特区に新たな電線を配置
・カチン州とカヤー州に小規模発電所と電線を設置。域内住民の電力利用を実現
・ヤンゴン管区の電力供給安定と送電ロスを防ぐため、変圧所を改修・新設し新たな電線を設置
・液化天然ガス(LNG)の貯蔵・流通にかかわるDレベル、Eレベル許可証を発行。ガソリンスタンド663カ所が臨時許可証を取得
・地方空港を対象とした航空燃油ビジネスへの外国投資参入を許可。高速バス輸送システムに天然ガス燃料バス60台を導入
国境省
・4951家族が住む洪水危険地域の水路を整備
・災害で損害を受けた道路、橋、建物の建築状況を視察し建築基準を調査
・ラカイン州に住む国内避難民の定住化を実施中
・国境地域から少数民族170名を2回に分けてネピドーへ招待。202名に職業訓練をした後ヤンゴンの6縫製工場へ仕事を斡旋
・織機コース修了者に対し、チン州、カヤー州、カチン州における伝統織物産業市場の創出を模索中
外務省
・海外在住ミャンマー人の保護、ミャンマーへの帰還制限を緩和、ブラックリストに記載された名前を消去、外交官や国際機関で働く国民の移動制限を緩和
・2015年12月エチオピアとの外交を樹立。ミャンマーと外交関係を持つ国は114カ国に
・外国首脳によるミャンマー訪問機会が増加
・アジア・ヨーロッパ会議の議長を2度務める
・ラオスと友好橋経営について合意形成
・12月1日より、シンガポールからのミャンマー入国ビザを不要化


(Global New Light of MyanmarよりJMSA抜粋・翻訳)



来年4月から森林伐採が一部可能に

ミャンマー材木会社のエーチョータウン副所長は、暫定的に禁止されている森林伐採が来年4月から制限付きで可能になると述べた。

同氏によると、この措置により来年度にはチーク1万9000本と広葉樹53万本の伐採が可能となる。

政府は森林減少を防ぐため2016年度に深い森林が広がるラカイン、シャン、カチン州を含む国家全域で森林伐採を禁止した。バゴーのヨマ山脈については10年間の伐採禁止が保持される。

イギリスの環境調査団体によると、ミャンマー国土の約半分を覆っている森林は非常に早いペースで消滅している。
未加工の木材である原木の輸出は2014年にミャンマーの法律で禁止されている。

環境NGO「Ecodey」のウィンミョートゥー所長は、材木生産に関して過去より一層厳しい制限を課すべきであると述べている。

(Myanmar TimesよりJMSA抜粋・翻訳)

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