2016年9月16日金曜日

ミャンマーのニュース(2016年9月16日)

YCDC  55の高層ビル 最終確認実施

ヤンゴン都市開発委員会(YCDC)は、55の新しいビルについて最終確認を終え、残り130の建物の検査に入る。YCDCビル部門のタンテイ部長が本紙に答えた。

9月8、9日に検査が行われた55のビルのうち承認は43件。YCDCは残る12件の開発事業者に
対して、排水設備と駐車場の見直し、発電機と変圧機の設置場所の再検討を勧告し、これに基づく設計変更案の再提出を急ぐよう求めた。建設工事の中止命令は出ていない。

5月以降、ヤンゴン管区政府は、都市計画基準に則していないとして、200以上の高層ビル建設計画を差し止めている。

(Irrawaddy より JMSA抜粋翻訳)


国内起業家向け 6カ月間の促進プログラム開始

ヤンゴンのイノベーションラボ・ファンディーヤー(Phandeeyar)は先週(9月第2週)、同社の起業促進プログラムに選ばれた6チームを迎えた。

ハイテク分野の若い起業家は、オンラインでコミックが読めるアプリから、マイクロローン(小口融資)のプラットフォームに至るまで、さまざまな起業アイデアを投資家に売り込む準備に、2万5000米ドル(約255万円)と6カ月の研修を手に入れた。

ミャンマーはここ数年、規制や人的資源の課題を克服しつつ、ゲーム会社やデザインスタジオなどのハイテク企業を生み出しているが、まだほんの一握りだ。

ファンディーヤーはハイテク分野の起業を加速させるため、協賛企業から20万米ドル(約2046万円)相当のオフィーススペースや教育指導の提供を受け、起業家が数か月間で成功できるよう支援する。

同社のデイビッド・マデンCEOは「このプログラムの内容は、ハイテク分野の起業を短期間で成功させる実証済みの方法が詰まっている」と語る。

プログラムはフルタイムで、協賛企業による英語の授業やマーケティングのアドバイス、コーチングが行われる。

(Myanmar Times よりJMSA抜粋翻訳)


後発開発途上国リスト 除外模索

ミャンマー政府は、国連によるミャンマーの後発開発途上国(LDC)指定を外すための対策を進めている。9月9日、議会筋の情報を引用し新華社が報じた。

レポートによると、計画財務省のマウンマウン次官は下院議会で「ミャンマーは1987年にLDCに指定されたが、経済制裁によりその利益を享受していない」と述べ、「ミャンマーをLDCの指定から外す方針が採択されるよう、ミャンマー在住の国連開発計画(UNDP)の専門家から、技術的なアドバイスを得るなど方策を探っている」と語った。

(Mizzima よりJMSA翻訳)

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