2016年2月29日月曜日

ミャンマーのニュース(2016年2月29日)

タチレイ管区で麻薬押収

タチレイ管区チャイラクの、ナムカイ村からマイパショ村周辺で、価格にして2億1060万チャット(約1933万円)相当の麻薬が押収された。

1月13日午前4時頃、麻薬取引捜査部、316歩兵大隊、軍事安全保障部隊、マイパショ警察および公安部からなる混成部隊が、ターレイナンバーのビコピックアップトラックと、チャイラクから走行してきた三菱パジェロを呼び止め、警察官が車を調べたところ、なかから麻薬が発見された。

ビゴからは一袋25kgのカフェイン19袋が見つかった。重さにして475kg、末端価格でおよそ3562万チャット(約327万円)。タチレイ麻薬取引捜査部が伝えた。運転手と二人の同乗者は逃走中で、マイパショ警察が指名手配した。

その後、ターレイから走行してきたチャイラクナンバーのパジェロを止め調べたところ、WYの刻印入りの合成麻薬「エクスタシー」のピンクの錠剤35パケットを発見。1パケットは2000錠入りで合計7万錠、7kgになる。マイパショ警察は、車に乗っていたラウシ(22歳男性)、ラウィン(39歳男性)、シモン(20歳男性)を告訴した。

タチレイ麻薬取引捜査部によると、2015年に123万錠と8432.028kgのカフェインを押収。また、タチレイ管区で同年に押収された麻薬はこのほか、ヘロイン、エクスタシー粉末、生や精製途中のケシ、覚せい剤、エフェドリン(興奮剤)、成分不明の化学品がある。麻薬取引に関わったとして、312人(269男性、43女性)が逮捕された。

(MizzimaよりJMSA翻訳)


バガン仏教遺跡へのよじ登り禁止

ミャンマーは、日没で有名な人気観光スポットのバガン仏教遺跡で、仏塔に登ることを禁止する措置に踏み切った。

ミャンマー文化省は2月22日、バガン遺跡群の仏塔などによじ登ることを禁止した。しかし、翌23日に、3000以上ある仏教遺跡の中で、最も大きな5つのパゴダ遺跡のみ対象とすると修正した。

いずれにせよ、この発表は、不適切な服装で寺院によじ登り、踊ったり、寝転がったりするなどの、文化的に恥ずべき行為をしでかす観光客にむけた厳しい非難だ。

突然の発表で、関係する業者は観光業への影響を懸念しているが、文化省は、遺跡のほとんどが、崩壊がひどく荒れた状態であることから、あくまで規制はそれを保護する目的だと強調した。また、最近アメリカ人観光客がパゴタから落ちて病院に運ばれる騒ぎを例にあげ、安全への対策であることも訴えた。

バガン遺跡は14~15世紀に建設され、仏教徒が主流のミャンマーで聖地として崇められている。

2011年、国境が開かれてから5年間で、バガンを訪れる観光客の数は倍増した。ミャンマーは、ユネスコ世界遺産登録を切望している。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)

2016年2月26日金曜日

首都ネピドー

ミャンマー首都ネピドーにて、ゼティと噴水公園を見ました。写真にはないですがルットゥー(国会)も外観見ました we arrived and saw around in the capital of Myanmar, Nay Pyi Taw.







2016年2月22日月曜日

ヤンゴン、パラミロード沿いにいます

ヤンゴンにいます。思いがけず友人宅で暮らすことになりました。毎日友人の経営する縫製工場とスーパーの社員20人(ミャンマー人)と同居しております。お手伝いさんが20人いる状態です。たくさんお姉さんが並んでいる様子は朝の朝礼での仏様への祈りです。
ここで一カ月仕事します。











2016年2月12日金曜日

ランチ


ランチ中ですが、仕事引き継ぎもしています。

通訳さんのご招待で和食、ミャンマー、中華創作ランチをご馳走にますました^_^


JR 特急ときわ


品川駅から千葉県柏まで約20分という速さ。特急ときわ、初めて乗りました。



ミャンマーのニュース(2016年2月11日)

IHHヘルスケア ヤンゴンに病院建設

1月24日、アジア最大の民間医療企業IHHヘルスケア(IHH Healthcare Berhad: マレーシア本部)は、完全子会社であるパークウェイ・ヘルスケア・インドチャイナ(シンガポール本社)を通じて、7000万USドル(約80億円)を投じ、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに250床の病院を建設すると発表した。1月25日に起工式が行われ、2020年の開業を目指す。

このプロジェクトは、パークウェイ・ヘルスケア・インドチャイナ(出資比率52%)、シンガポール・マコンドレイ・ホールディング(10.5%)、ミャンマーのパートナー企業、AMMKメディカルケア(21.5%)とグローバル・スター(16%)からなる合弁企業体、アンダマン・アライアンス・ヘルスケアが手がける。

新病院の建設地はヤンゴンのダウンタウンに位置し、土地は50年リース、10年期間の延長2回のオプション付きで、広さは4.3エーカー(約5263坪)におよぶ。これはIHHグループがBOT(建設・運営・譲渡)方式を採用してミャンマーに投資し、今後深く関与していくことを意味する。

ミャンマーは長期的な経済成長が見込まれるうえ、国外移住者や外国人観光客の急速な流入も相まって、経済的中流層が徐々に拡大しており、IHHのような民間の医療関連企業にとって有望な市場となる。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)


連邦議会 大統領候補指名日を発表

連邦議会は、大統領および副大統領候補者3名の指名日を3月17日と発表した。

上下両院と軍指名議員グループは、それぞれ大統領と副大統領候補3名を指名。その後、連邦議会に提出され、664議員全員による投票が行われる。得票数が最も多い候補者が大統領となり、残り二人が副大統領を務める。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)


12地方議会 議会トップは国民民主連盟(NLD)議員

2月8日、ミャンマーの14地方議会(7地方域・7州)は、ラカイン州とシャン州を除く12議会すべてで、議長と副議長に国民民主連盟(NLD)議員を選出した。

カチン州議会では、NLDのトゥンティン議員と連邦団結発展党(USDP)のヤーワンジョン議員が議長席を争い、トゥンティン議員が僅差で勝利した。

シャン州は、議長にUSDPのサイロンサイ議員、副議長に同サオアウンミャ議員が選出された。ラカイン州では、アラカン民族党(ANP)のサンチョウラ議員が議長に、同党ポーミン議員が副議長に決まった。

(IrrawaddyよりJMSA抜粋翻訳)


テインセイン大統領 憲法擁護の呼びかけ

テインセイン大統領は、現行法の修正または破棄は憲法条文の規程範囲内とし、憲法を守るよう議員に訴えた。RFA(Radio Free Asia)が2月8日報じた。

国民民主連盟(NLD)が主導する議会が、民主主義政治家アウンサンスーチー氏が大統領になるのを妨げる条項を一時停止させるかもしれないと、国内メディアが盛んに報じるなか、大統領が憲法擁護を訴えた。

テインセイン大統領のコメントは、政府系のTVチャンネル、スカイネットとミャンマー国営放送が「NLDのスーチー氏とミンアウンライン軍司令官との間の話し合いで、第59(f)条の一時停止について、前向きな結果が出るだろう」と報じた翌日だった。

第59(f)条は、親族に外国籍を持つ者が大統領になることを禁じている。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)

2016年2月4日木曜日

ミャンマーのニュース(2016年2月4日)

テインセイン大統領 次期政権との協調表明

テインセイン大統領は1月27日、連邦議会で演説を行い、ミャンマー民主化の基盤作りを推し進めた現政権の功績を評価するとともに、さらなる国の平和と発展に向け、新政権に協調する考えであることを誓った。

演説では、現政権の行った経済、教育、福祉、メディア、人権問題など多岐に渡る改革と成果を具体的に織り込み、高く評価するとともに、現政権で築き上げた民主化の基礎に基づき、新政権が更なる民主化に取り組むことを期待し、協調することを呼びかけた。

大統領は「この5年間、平和と安定の回復を目指しすべての政策を推し進めてきた。多くの勢力が政治プロセスに参加できるシステムの実現、国民の社会的・経済的地位の向上、少数民族への理解促進など、確実に実行してきた」と述べた。

また「選挙でどの党が勝利するは考えていなかった。私個人や連邦団結発展党(USDP)の勝利を願うことよりも、ミャンマーの繁栄こそ我々の希望だ。個人や組織の利益よりも遥かに崇高なものだ。民主化を推し進め、国を豊かにすることが重要だ」と語った。

大統領は「民主化政策を進めるなかで、紛争や対立など難しい局面もあったが、民主化プロセスを何とか推し進め、過去の状況に退行することはなかった」と評価した。

「ミャンマーが民主化への移行を開始した時期に、中東アラブ諸国で民主化のうねりが起こった。しかし過去5年、アラブ諸国では混乱が続き、民主化という当初のゴールからどんどん遠ざかっている」と“アラブの春”を引き合いに、テインセイン大統領はこれまでの政権運営に自信を示した。

そして「2010年選挙は、民主化への最初の一歩。2015年選挙は前進の一歩だった」と述べると同時に、新政権へのスムーズな政権移行を誓った。

大統領は最後に「新政府および議会が、この国のさらなる平和と発展を実現することを望む。国民の健康と、兄弟姉妹であるすべての少数民族の人々が、国のため協力し歩んでいくことを心から願う。幸運を祈ります」とのべ、演説を終えた。

(The Grobal New Light of Myanmar よりJMSA抜粋翻訳)


ミャンマー下院議長 国民民主連盟ウィンミン氏に決定

2016年2月1日、11月の総選挙で選出された議員で構成される、新たな国会が召集された。下院議長には国民民主連盟(NLD)のウィンミン国会議員が、副議長には連邦団結発展党(USDP)のT・クンミャッ議員が選出された。

ウィンミン議長は「下院議長に任命されたことを感謝するとともに、光栄に思う。国民の基本的人権を擁護し、わが国の民主化をより強固なものとするべく、最善を尽くすことを誓う」と述べた。同氏は、ヤンゴン地方域のタムウェ選挙区の選出。1990年、2012年の選挙でも当選経験がある。

議会には、前下院議長のシュエマン元議員、前下院副議長のナンダキャウスワ新議員も出席した。ティンウーNLD副議長もオブザーバーとして同席した。

この日、議会の433議席のうち4人の議員が欠席。600人以上の国内外取材陣が同席した。

USDPのラテイウィン議員は「ミャンマーの新たな国会に参加できることを誇りに思う。この国の発展と国益のため、他党議員とも協力し尽力したい」と意欲を語った。

アラカン民族党(ANP)のバシェン氏は「国民は、少数民族が平等な権利を持つ連邦国家の構築と発展に、大きな期待を寄せている。下院議長は、今や国民の平等な権利の実現に責任がある。新国会が、国家統一を実現できるかどうかわかるだろう。どこまでできるか分からないが、私は楽観している」と述べた。

リス民族発展党(LNDP)のラマーライ議員は「少数民族の平等な権利を求める。NLDもその他の少数民族政党も平等だ」と語る。

SNLDのサイジンタン議員は「国会では今後USDPも重要な役割を果たすだろう。これまでの5年とこれからの5年は違う。我々は総選挙までは野党の立場だった。NLDはミャンマーの民主化を主導し、選挙で圧倒的勝利を収め、とうとう政権をとった。驚きだ。NLDが安定多数を確保できない場合、当初NLDと共闘することも検討したが、国民のNLD支持はゆるぎないものだった。アウンサンスーチーは民族問題に真剣に取り組んだ」とNLDの健闘を賞賛した。

新しい国会の下院議員構成は、NLD225名、USDP30名、ANPとシャン諸民族民主連盟(SNLD)が各12名、その他少数政党から13名、および軍指名議員110名。上院の議員構成は、NLD135名、USDP11名、ANP10名、その他12名と軍指名56名。

新議会は2月4日から新たに始まる。

(ElevenMyanmar/ANNよりJMSA抜粋翻訳)