2018年6月8日金曜日

今日のミャンマーニュース:「国内避難民キャンプ閉鎖計画に市民団体は懸念」「ウィンミン大統領『国家的に刷新したゴミ処理を』」

国内避難民キャンプ閉鎖計画に市民団体は懸念

ミャンマー政府は、首都ネピドーでカチン州、シャン州、ラカイン州、カレン州の
長い内戦によってできた難民キャンプを閉鎖することに向けたワークショップを開いた。

社会福祉救済・再定住省のアウントゥレイン事務次官は「難民キャンプは永久的な解決ではなく、政府は避難民の帰還の安全性を監督する」と述べた。

同省によるとミャンマー国内には、140の国内避難民キャンプがあり16万人が住んでいる。

最近では4月11日の北部カチン州において、ミャンマー政府軍とカチン独立軍(KIA)の内戦により6000人以上が家から逃れ、何百人もの人が危険な区域に閉じ込められている。

カチンバプテスト協会会長は政府案に懸念を示し、「政府は内戦を収めることを第一と
すべきで、状況は州によって異なる」と述べた。

(DVBよりJMSA抜粋・翻訳)


ウィンミン大統領「国家的に刷新したゴミ処理を」

ミャンマーのウィンミン大統領は国際環境デーのイベントでゴミ処理の法や手順を新しくすると呼びかけた。

「プラスチックの袋の使用量を減らし、リサイクルに励まなければならない。
他国で成功したゴミの処理方法を見習い、その資源に適したシステムを取るべきである。
ゴミ処理問題は人口増加と工業の発展が進むにつれ悪化している」と述べた。

天然資源・環境保全省は国家的なゴミの処理戦略と実行プラン(2017~2030年)をまとめ、政府に提出するとしている。

同戦略は「3R(削減、再利用、リサイクル)」に焦点をあて、ゴミ収集システムの改善、
危険な産業廃棄物の環境に配慮した扱い、予算の確保、市民の意識の向上訓練を行うとしている。

ミャンマーは気候変動枠組条約、パリ協定、生物多様性条約を含む気候変動条約に署名している。

(The IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)


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