2018年5月8日火曜日

今日のミャンマーニュース!「DICA『投資申請ガイドブック』を5月9日に発行」「ヤンゴン・マンダレー鉄道、7月から改修開始へ」「カチン州のヒスイ鉱山が崩れ、17人が死亡」

DICA「投資申請ガイドブック」を5月9日に発行

ミャンマー投資企業管理局(DICA)は、ドイツ連邦経済協力開
発省の技術協力で作成した「投資申請ガイドブック」を、5月9
日にヤンゴン投資フォーラムで発表する。

「投資申請ガイドブック」の目的は、投資プロセスの透明化と
理解の促進。これにより、投資家は投資申請手続きに必要な情
報に簡単にアクセスできるようになり、投資が加速すると考え
らえる。

同ガイドブックが発表されるヤンゴン投資フォーラムは、政府
の投資促進努力や投資改革の節目となるフォーラム。ミャン
マーへの投資機会を呼びかけ、海外の直接投資を促し、ミャン
マーが国際市場に復帰したことをアピールする。

(MizzimaよりJMSA抜粋・翻訳)

ヤンゴン・マンダレー鉄道、7月から改修開始へ

ミャンマー鉄道のバミン本部長によると「ミャンマー全土で鉄
道の改修を進めている。ヤンゴン・マンダレー間については入
札を開始しており、7月に始める予定」と述べた。

ヤンゴン・マンダレー間の鉄道改修事業では、「全長620キロ
の路線内にある鉄道橋の修繕」を行い「車両へは最新技術や設
備を整える」。

ヤンゴン・マンダレー間を「ヤンゴン・タウングー、タウン
グー・ヤメーティン、ヤメーティン・マンダレーの3区画に分
け、まずはヤンゴン・タウングー間の改修から始める」という。

ミャンマー鉄道は、鉄道の改修のために約2716億4000万円を日
本国際協力機構(JICA)から借り入れる。

完成後は、2都市間の所要時間が14時間から8時間に短縮される
予定。2023年の完成を目指している。

さらに、ミャンマー鉄道は新しい鉄道車両を導入する。購入資
金は日本から新たに借り入れる。

(IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)

カチン州のヒスイ鉱山が崩れ、17人が死亡

5月4日、ミャンマー北部カチン州のヒスイ鉱山で大規模な地崩
れが起こり、17人が死亡したと地元当局が発表した。

ミャンマーは世界トップレベルの翡翠生産国。特に中国からの
需要が高い。

しかし同産業に対する法規制は緩く、前軍事政権の関係者とつ
ながりがあると悪名高い業界である。月面に似た地面での採掘
作業には危険が伴う。

事故が起こったカチン州パカン郡区周辺では、近年、繰り返し
事故が起こっている。2015年には100人を超す死者を出した。

カチン州は自然資源が豊富だが、それが長年にわたる紛争の原
因のひとつになっている。

国連によると、ここ数週間に頻発しているカチン民族武装勢力
とミャンマー国軍の武力衝突から逃れるために、5000人以上の
人々が避難生活を送っているという。

(Mizzima、IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)

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