ティラワ港設置クレーンを日本企業が受注
ミャンマー港湾公社は、ティラワ港に建設中の新しい貨物ターミナルにクレーン8基を、
三井造船株式会社に発注する契約を結んだ。
三井造船株式会社は、同契約により、岸壁のコンテナを船に積み降ろしするためのガントリークレーン2基と、コンテナ集積地内でコンテナ移動を行うタイヤ式ヤード用トランスファークレーン6基を、来年末までに設置する。受注金額は30億6100万円。
新しいクレーンが設置される予定の貨物ターミナル建設は、日本の東洋建設株式会社とJFEエンジニアリング株式会社が受注しており、2018年秋に完成が見込まれている。広さは18ヘクタール。
ターミナルが完成すれば、混雑しているヤンゴン港と比較して、より多くの大規模な貨物船の入港が可能になる。
また日本通運は、6月1日、ティラワ経済特区に新たな倉庫を開設した。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)
中国・ミャンマー間ガスパイプライン事業、ミャンマー いまだ実収入なし
トゥンナイン電力エネルギー副大臣は、ミャンマー西部ラカイン州から中国に天然ガスを送るガスパイプライン事業について、
「借入金の返済中で利益が出ていない」と国会で答弁した。
この問題は、6月26日の国会で、シャン州選出のナンカエイ議員が、ガスパイプライン事業の利益と、シャン州への利益還元がいつ行われるか質問したことに答えたもの。
シャン州議会は、テインセイン政権下の2012年、ガスパイプライン事業から5%の利益を得ること承認していた。
同副大臣は「ガスパイプライン事業は中国、韓国、インド、ミャンマーが共同運営している。中国が事業の58%を所有し、ミャンマーは7.36%。
パイプライン事業は、2013年度から2016年度までに約135億6670万円の収入があり、法に基づいて全額を連邦政府に収めた。
一方で、事業開始時に中国開発銀行から109億5500万円を借り入れた。利子を加えると131億8470万円となり、返済中である」と述べた。
(イレブンミャンマー、IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)
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