2016年12月5日月曜日

ミャンマーのニュース (2016年12月5日)No.1

「ミャンマー祭り2016」 趣向を凝らしてビジネスPR

「ミャンマー祭り2016」が、11月26日、27日の2日間、東京都港区増上寺の境内で開かれた。

今年で4回目のミャンマーを「知る」「食べる」「遊ぶ」当イベントは、日本とミャンマーが交流を深めるために催された。駐日ミャンマー大使、企業、NPO法人らが参加する実行委員会が主催し、安倍昭
江氏が実行委員長を務めた。

会場の「ミャンマー市場」には、企業やNPO法人が軒を連ねた。ビジネス関係では国際送金会社、旅行会社、日本語学校、織物工芸品販売店、IT企業、人材紹介会社らが出展。伝統的な「曜日占い」やシャン州産コーヒーの試飲、ミャンマーカレンダーの無料配布など、ミャンマーならではの文化を紹介しながら、各々のサービス・商品を来場者に紹介する姿が見られた。

都内のミャンマー料理店が集まる「ミャンマー横丁」には、お昼時、ミャンマー料理を買い求める長い行列ができた。2年続けてミャンマー祭りを訪れた女性(60代)は、「ミャンマー旅行で食べたお茶の葉サラダ、ラペットゥを買いに来た。珍しい味なので友人に紹介して楽しみたい」と話した。

伝統舞踊や歌のライブ、ミャンマー写真展も同時に開催され、2日間で4万6000人が来場した(主催者発表)。

JMSA 粂川美千代


自動車業界、右ハンドル自動車輸入規制に怒りの声

商業省は11月30日、製造2年以内の左ハンドル自動車に限り輸入を許可すると、同省のウェブサイトで発表した。これにより、輸入できるのは、私用自動車の場合、2015年以降に製造された左ハンドル車に限定されることになる。ただし、急行バスは2012年までの製造車体、ミニバスや市バスは2007年までに製造された車体の輸入が許可される。

この政策は2017年1月1日から有効となる。

前政権が自動車の大量輸入を許可した結果、ヤンゴンの道路は車で溢れている。渋滞を緩和させるために、政府は輸入可能な車の種類を毎年発表してきた。

輸入業者は、今回発表された自動車輸入政策を批判している。新しいモデルの自動車は原産国でさえ値段が高い。ミャンマー国内での自動車販売価格は、輸入関税でさらに高値になり、富裕層にしか自動車が購入できなくなるからだ。

また、右ハンドル車の輸入禁止も、輸入業者の心配の種だ。右ハンドルの自動車の多くは日本製。日本車は年式が古くても信頼性が高いと認識されている。

自動車貿易協会のアウンタンウィン議長は「政策はヤンゴン市内の渋滞緩和を目的にしているが、影響は全国に及ぶ。他州では自動車が必要な地域がある。また、(基本的に左ハンドルの)韓国や中国産の新車に好意的な政策であるが、それらは日本の中古車ほどの品質はない。政府は貧しい人にも安価な自動車を買えるようにすべきだ」と話した。

(Myanmar TimesよりJMSA抜粋・翻訳)

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