2016年12月16日金曜日

ミャンマーのニュース(2016年12月16日)

FMI  2016年上半期決算好調

ファーストミャンマーインベストメント(FMI)が、2016年度上半期(2016年4月1日~9月30日)決算を発表した。

グループ全体の経営状況は好調で、上半期収益は、前年同期比で49.4%増加の746億チャット(約64億4000万円)。

FMIが51%の株を保有するヨマ銀行と、60%出資のプンラインシロアム病院の大幅な増収により、グループ全体の純利益は、51.9%増の61億チャット(約5億2870万円)となった。

ヨマ銀行の経営は堅調で、過去2年間の預金と貸付金が、継続して強い伸びを記録している。

プンラインシロアム病院は、前年同期比で25.1%増収の71億チャット(約6億1300万円)。国内の保健医療市場で、ブランド力が高まっており、ここ数カ月は、来院する患者数が激増している。

FMIのセルジュプン執行会長は「結果に非常に満足している。2社の増収は、金融サービス・不動産・保健医療分野への集中的な投資を行う、我々の”3本の柱”戦略の重要性を示した。下半期においても継続的な増収を目指す」と 述べた。

(Mizzima  よりJMSA抜粋翻訳)


ヤンゴン地方議員 予算コスト増加に非難

ヤンゴン政府が新たに公表した、来年度(2017年4月~2018年3月)予算について、議員の意見集約がなく一方的だと、ヤンゴン地方政府議員から、非難があがっている。

ある議員によると、今回公表された来年度予算の、歩道橋建設予算は10億チャット(約8635万円)で、今年度予算の5倍になっている。

同様に、ヤンゴン周縁部の衛生写真の予算は、当初2億7500万チャット(約2374万円)が、150億チャット(約12億7500万円)に修正されている例がある。

来年度予算は、連邦政府与党国民民主連盟(NLD)が作成した初めての予算編成で、12月6日に議会に提出されたが、議会での審議に入るまでに、わずか1日しかなかった。

他の議員からも「地域の計画を話し合う会議に、議員が加えられておらず、多数の議員が自分の選挙区でさへ、新年度予算にいくつのプロジェクトが提案されているか、全く気づいていない状態だった」と非難が続出している。

計画財務省の地方大臣は「ヤンゴン政府はまず、連邦政府にこの予算を提出する。その後、地方議員の意見を取り入れ、予算の見直しを行い第2草案を作成する」と回答。

新しい財政予測によると、ヤンゴン地方政府の来年度収入は3025億チャット(約261億1000万円)。支出は、4221億チャット(約364億3750万円)で、ほぼ1200億チャット(約103億5900万円)の赤字となる見通し。

(Myanmar Times よりJMSA 抜粋翻訳)



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