2020年8月5日水曜日

2020年8月5日【今日のミャンマーニュース】ミャンマー国内観光業 盛況(他1記事)

ミャンマー国内観光業 盛況


ミャンマーでも以前として新型コロナウイルス対策の制限措置が続いているが、6月初旬に国内の移動制限が緩和され、複数の人気観光地の営業が再開されるようになった。

再開を許可された観光地は、マンダレー、バガン、ピンウールウィン、インレー湖、カロー、シッポー、パアンなど。


ミャンマー市民だけでなく、国内の外国人もミャンマー国内の旅行を楽しめる状況となり、コロナ禍でも国内観光業が盛況だ。


カレン州の州都、パアンを例にとると、6月中旬より観光客数の増加が著しく、平日でも多くのホテルが予約で埋まっており、例年の繁忙期と比較しても20%増の状態だ。
地元観光当局によると、利用客のほとんどはミャンマー市民で、外国人は3%程度だという。


パアンでホテルを展開する「Amata Hotel Group」の幹部、カインウィンピュー氏は「ロックダウンで閉鎖的な環境を強いられてきたため、多くの人が解放的な雰囲気を求めている。特に現在は雨季で、緑にあふれている。様々な野外アクティビティが体験できて、地理的にもヤンゴンから特別に遠いわけではないパアンが人気なのだろう」と推測した。

観光業が順調である一方、取り組まねばならない課題も発生している。


もちろんホテル側はコロナ対策を徹底しており、スタッフのフェイスシールド、ソーシャルディスタンス、利用前後の部屋の消毒などを欠かさない。

利用客にも検温とマスク着用を求めているが、中には守らない利用客もいるため、イベントの人数制限を設けるなどして、可能な限り感染防止対策をとっている。


また、トレッキングなど野外アクティビティで、自然の中にゴミを放置する参加者もいるため、環境保全の対応も必要だという。


2020731日付けIrrawaddy記事より要約)

新型コロナ:ヤンゴンのパゴダ、営業再開に踏み切れず


ヤンゴン自治管区政府は730日、管区内の寺院およびパゴダの営業再開を許可する発表をしたが、寺院やパゴダ側には再開に踏み切れない事情がある。


スーレー・パゴダ管財委員会(Sule Pagoda Trustees Board member)のマウンマウンレー氏は「再開の準備はできており、管区政府の許可が下りたことも承知している。しかし、新型コロナウイルス感染防止対策・全国中央委員会(National-Level Central Committee for Prevention, Control and Treatment of Coronavirus Disease 2019)から、再開の許可はまだ出さない旨の書簡が届いた」と述べた。

同委員会は、制限を815日まで継続するとしている。


シュエダゴン・パゴダ管財委員会(Shwedagon Pagoda Trustees Board)も、コロナ感染防止の観点から再開は見合わせる発表をしている。


2020731日付けMizzima記事より要約)

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