2018年9月30日日曜日

ミャンマーニュース!「アウンサンスーチー氏を批判した元コラムニストが投獄される」「米ドル為替レートにより生活必需品の値段が上昇」「ヤンゴン司法長官が収賄容疑で告訴」「ヤンゴン管区政府、主要道路から不法占拠者を排除」

アウンサンスーチー氏を批判した元コラムニストが投獄される


ミャンマー・ヤンゴンの裁判所は、元新聞コラムニストに対して7年の刑期を宣告し、アウンサンスーチー国家顧問をソーシャルメディアで批判した治安妨害法違反の罪で罰金を払うよう命じた。

ミャンマーでよく知られる批評家ンガーミンスエ氏は、7月12日に自宅で逮捕され、告訴された。

ンガーミンスエ氏の妻は「9月18日に彼は7年の刑期を言いわたされ、10万チャット(64米ドル、約7200円)の罰金を課された。彼はアウンサンスーチー氏を批判しておらず、彼女のための提案をした」と話した。

ミャンマーの役人が、批評家やメディアを名誉棄損で訴えることが増えているのに伴い、アウンサンスーチー氏や親民主主義政府は表現の自由の方針を転換したようである。

9月19日ヤンゴンのチャウダタ郡法廷は3人のデモ参加者に対して、マハバンドゥーラ公園における詩の朗読を許可しないと宣告した。

3人は、平和的集会・平和的行進法に違反した15日間の投獄か、2万チャット(13ドル、約1400円)の罰金を選ぶよう命じられた。

デモに参加した人々は、ミャンマー政府に、北部カチン州における民族武装組織と政府軍による内戦の終結と、人々の救出を要求していた。

(Radio Free AsiaよりJMSA抜粋・翻訳)


米ドル為替レートにより生活必需品の値段が上昇


ミャンマーチャットに対する米ドル為替レートが歴史的に高騰しており、ミャンマーでは輸入市場や生活必需品の値段が高騰している。

9月21日の米ドル為替レートは、ミャンマー国内市場で、1ドル=1630チャット(約108円)まで急上昇し、8月初めからミャンマー中央銀行が定めた1ドル=1500チャット(約125円)を超えた。

(MizzimaよりJMSA抜粋・翻訳)


ヤンゴン司法長官が収賄容疑で告訴


9月25日、ミャンマー・ヤンゴンの司法長官ハントゥ氏は、殺人訴訟を取り下げる見返りに合計1万米ドル(約112万円)の賄賂を受け取った罪で告訴され、5人の公務員と共に高等裁判所に現れた。

地元メディアによると、今月初めにハントゥ氏ら他5人が、フェイスブックの喜劇役者アウンイェルトゥエを殺害した3人の容疑申し立てを、却下する見返りに、賄賂を受けとった疑いがかけられていた。

この訴訟は、2016年に民政移管した政権の元で初めて、収賄罪で裁判に及んだケースである。

(Radio Free AsiaよりJMSA抜粋・翻訳)


ヤンゴン管区政府、主要道路から不法占拠者を排除


ヤンゴン管区政府は、ヤンゴンの主要道路で許可なしに座ったり、商売をしている人に、法的措置をとる。

ヤンゴンの中心部から離れたトゥワンテ、クンギャンゴン、カウム、ダラ、ラインタヤ郡区で店を開いたり、主要道路の境界線に住居を広げている不法占拠者を、地方議会が訴えているケースは、17ある。

2015年に、道路・橋梁局の法によると、道路の境界線で許可なく簡易食堂や店を開いている場合、6カ月の投獄、及びまたは最低5万チャット(約4150円)から最高50万チャット(約41,500円)の罰金が科せられる。

(The IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)

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