国内燃油価格、3カ月で11%上昇
ミャンマー国内の燃油価格が、過去3カ月で11%上昇し、ミャンマー燃油輸入・配給業者協会が定める最高価格に達した。国内の燃油価格は、国際的な燃油価格、外国為替レート、運搬費を反映して決められる。
昨年10月の第2週目以降、燃料価格は国際的に上昇し始め、それ以降は1バレル49ドルから74ドルの間で推移している。
外国為替レートは、今年6月の1USドル1346チャットから、9月には1ドル1540チャットへと急上昇。
国内の燃油価格は、今年の4月と比べ、ディーゼル石油の価格は102%増、プレミアムディーゼル価格は89%増、ガソリン(オクタン価92)価格は75%、ガソリン(オクタン価95)は58%上昇した。
(イレブンミャンマーよりJMSA抜粋・翻訳)
ロイター通信記者らへの実刑判決、ミャンマー国内の反応
ロイター通信の記者に7年間の実刑判決が下ったことを受けて、ミャンマーに対する国際的な非難が高まる中、アウンサンスーチー国家顧問は司法システムの批判を避けるため、沈黙を続けている。9月3日、ヤンゴン裁判所は、国家機密を入手したとしてロイター通信の記者2人に、有罪を言い渡し7年の実刑判決を下した。
元ロイター通信のジャーナリストで、現在情報省の副大臣であるアウンフラトゥン氏は、「司法システムを非難するのは、裁判を侮辱するのと同じ。(アウンサンスーチー国家顧問は)非難をしないだろう」と擁護した。
アウンサンスーチー氏は、ロイター通信の記者が拘束された際、日本放送の取材に対し「国家秘密法を破った」と述べたのみ。
西洋諸国では判決に対してアウンサンスーチー国家顧問が対策を取らないことへの批判が高まっているが、国内では、それほど大きく取り上げられていない。
実刑判決についての反応は様々で、ミャンマー国営紙は裁判の結果を報道したのみ。他社紙は、ロイター通信の記者らの立場に立った記事を掲載した。
ミャンマーで広く利用されているSNSフェイスブックでは、記者を非難するコメントも寄せられている。
ヤンゴン市内では、「ジャーナリストに同情する。大統領が恩赦することを望んでいる」というコメントが聞かれた。
(チャンネルニュースアジアよりJMSA抜粋・翻訳)
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