国軍批判のミャンマー国連大使、解任
ミャンマーのチョーモートゥン国連大使は2月26日の国連総会において、自国の民主主義を回復させるため国際社会の更に強力な行動と支援を求めたほか、軍事クーデターに対する「不服従」を象徴する三本指を立て、国軍に抵抗する姿勢を示した。
ミャンマーの国営放送は翌27日、チョーモートゥン大使の言動が「国家への裏切り」「職権乱用」にあたるとして、国軍により国連大使を解任されたと報じた。
(2021年2月28日付けMizzima記事より要約)
国軍、ジャーナリストの拘束強化
ミャンマーでは軍事クーデターで政権を奪取した国軍に抗議するデモが続いており、デモ隊のみならず、デモを取材する国内外のジャーナリストが拘束される事態も相次いでいる。
2月24日には、タイ、日本、インドネシア、台湾、フィリピンの外国人記者クラブが共同でミャンマーの現状を憂慮する声明を発表した。これによると、2月20日までに拘束されたジャーナリストは少なくとも6人に上り、治安当局の脅迫行為を受けた関係者は多数いるとされる。
日本人ジャーナリストの北角裕樹さんも2月26日に拘束された(同氏は同日中に解放された)。
報道関係者であることを示しても、治安当局から暴行を加えられたり、拘束などの脅迫を受けるミャンマー人ジャーナリストも複数いたと報じられた。
(2021年2月28日付けMizzima記事より要約)
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