安倍首相「日本はミャンマーの民主化を支持」
10月9日、安倍晋三内閣総理大臣はミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問と東京で会談を行い、「日本はミャンマーの民主化を支持する」と語った。スーチー氏は第10回日・メコン地域諸国首脳会議などのために来日した。ミャンマー、ベトナム、タイ、カンボジア、ラオスが出席した。安倍首相はスーチー氏の経済改革、国家安定化の促進、ラカイン州問題への努力を称えた。また日本政府は、官民挙げてミャンマーの民主国家建設に向けた努力に全力で支援すると強調した。
さらに安倍首相は「日本はロヒンギャ難民のバングラデシュからの帰国が実現するよう願っている。重要なのは、この問題を独立したチームが調査することだ」と語った。また難民の再定住に向けて、適切な環境づくりを加速するよう求めた。
スーチー氏は「自分の努力は持続可能なものでなければならない」とし、日本の支援と理解に感謝を示した。
(NHK WORLD-JAPANよりJMSA抜粋・翻訳)
マンダレー・広州間で5社目の就航
10月2日、ミャンマー運輸・通信省民間航空局によると中国の格安航空会社・九元航空のマンダレー(ミャンマー)・広州(中国)間の直行便が開通した。マンダレー・中国間の直行便は5本目になる。通常は毎週火曜・木曜・土曜に180席の飛行機で運行し、飛行時間は約1時間40分。
中国系LCC航空会社社長は、「巨大な翡翠と琥珀市場があるので、中国本土の観光客はマンダレーに興味がある」と語った。
マンダレー国際空港では1日3500人の外国人が出入国し、大半は中国からの観光客である。
(The IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)
中傷罪で問われた仏教徒僧侶が警察に自首
9月28日、SNSサイト・フェイスブック上でミャンマーの有力指揮官を中傷して、ミャンマー当局が捜索していた、仏教徒の僧侶が警察に自首し、早くも保釈された。9月22日、ミャンマー第2の都市・マンダレーの慈善活動創設者・タウビタ氏は、ミンアウンフライン国軍司令官とミャンマー軍有力者を、ネット上で批判したとして告訴された。
タウビタ氏は、自首する前のインタビューで、「告訴されてから裁判に臨むと考えていた。だが、警察、軍人、その他関係者が通常の犯罪者を逮捕するように修道院に手入れを行った」と語っていた。
ジャーナリストやコメンテーターが、政府役人、軍将校、高位の僧侶を批判したとして訴えられるケースが増えている。
(Radio Free AsiaよりJMSA抜粋・翻訳)
※その他のニュースはこちら
#ミャンマー #ミャンマーニュース #海外ビジネス
0 件のコメント:
コメントを投稿