ミャンマーのジャーナリスト3人が逮捕
10月10日ミャンマーの警察は、イレブンメディアグループのジャーナリスト3人を扇動の疑いで逮捕した。3人はヤンゴン管区政府のベンチャービジネスに対して批判的な記事を発表していて、メディア専門家は言論の自由に対する新たな攻撃だとして非難している。10月9日ヤンゴン管区政府のアウンチョウカイン局長は、タムウェ郡区の警察署にてミャンマーの週刊誌・ウィークリーイレブン紙のチョウゾウリンチーフ編集長、ナリミン編集長、チーフレポーターのピョーウェイウィン氏に対して訴訟を起こした。
ヤンゴン管区政府が訴えているのは、10月8日に発行されたウィークリーイレブン紙の中で、ピョーミンテイン・ヤンゴン管区総理による商取引において、公務員が公的資金を不当に使ったと書かれたピョーウェイウィン氏の記事。
容疑をかけられた取引は、(1)中国からバスを輸入した1億米ドル(約112憶3300万円)の契約(2)同管区総理が株主になっている官民合弁会社の不正行為-である。
逮捕されたジャーナリスト3人は有罪になれば、最長2年間は拘束される。
ミャンマー情報省のイェトゥッ前大臣は「20年間民主主義と人権を訴えてきた政党が、今このような行いをするのには驚かされる。現政府は次の選挙で国家権力を失うのを恐れている。だが、相手を敵と見なして攻撃的にこのような問題を解決してはならない」と語った。
(Radio Free Asia、NHK World-JapanよりJMSA抜粋・翻訳)
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