2018年7月10日火曜日

ミャンマーニュース!「ミャンマーの靴工場、半数が閉鎖の危機」「ワイン向けぶどう栽培が拡大」


ミャンマーの靴工場、半数が閉鎖の危機

ミャンマー工業特区関係者によると、不安定な政策のあおりを受
けて、ヤンゴンの縫製工場と靴工場の一部が今年中に閉鎖を予定
している。

ラインタヤー工業特区で従業員500人を雇う縫製工場は、財政危
機のために間もなく工場を閉鎖する。

製造業者らによると、政府の度重なる方針変更や、低生産性、海
外からの注文の減少により、縫製工場や靴工場の生き残りが厳し
くなってきている。

シュエリンパン工業特区のエータウン経営委員会議長は、「世界
の靴市場でミャンマー産が占める割合が減少しており、閉鎖を予
定している靴工場がある。既存の工場が苦戦しているので、新し
い投資が入ってこない。ミャンマーに15ある靴工場のうち7工場
は閉鎖予定がある」と述べた。

(IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)


ワイン向けぶどう栽培が拡大

ミャンマー中央部の乾燥地帯、マンダレーのヤメーティン郡区で
は、2種類のぶどうが栽培されている。一種類は生食用、もう一
種類はワイン原料用だ。

ワイン向けぶどう栽培は、農家に利点がある。ワイン生産企業が
産地までぶどうの購入に来るので、運搬費がかからない。ぶどう
の価格が安定しており、生食用と違い見た目が重視されないため
手間がかからない。

ミャンマー人は一般的にビールかスピリッツを好む。ワイン生産
企業の調査によると、ミャンマーのワイン飲用者数は人口の0.00
05%程度だ。

しかしワイン生産企業は国内のワイン市場拡大に希望を持ってい
る。大都市のスーパーマーケットでは、地元産ワインの取扱い数
を増やしており、ワイン販売数は年10%増加している。

ミャンマーでのワイン向けぶどう栽培は、2000年にシャン州で始
まった。2006年に最初の国内産ワインが醸造され、ミャンマー各
地で販売されるようになった。2009年には輸出を開始している。

(DVBよりJMSA抜粋・翻訳)

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