ミャンマー政府、中国国境に新たな3経済地区を認可
ケットアウン・カチン州首相によると、ミャンマー政府は、ミャ
ンマー北部カチン州とシャン州の中国国境地帯に、「経済協力
区」3区の新設を承認した。これは中国政府の一帯一路構想の一
部を成す。
ネピドーで開催された経済協力地区中央会議・第一回実行ミーテ
ィングで「経済協力地区」の開設が承認された。
経済協力地区となるのは、カチン州の民族武装勢力・新民主軍が
統治するカチン州特別地区チンシュエホー、シャン州のコーカン
族自治区内ラウッカイ郡、シャン州のミュセ郡の3地区。
チンシュエホーとミュセは中国雲南省との主要な交易地であり、
ラウッカイ郡カンピケティも中国と定期的に貿易している。
カチン州首相は「ラウッカイ郡カンピケティでは土地の確保が進
行中。初期投資として5億5500万円が投入され、年末までに開設
する予定」と述べた。
中国とミャンマーは2017年の北京における経済回廊フォーラムのためアウンサンスーチー国家顧問が訪中した際、5つの合意書を取り交わした。両国間の経済回廊に関しては15項目からなる同意書を取り交わしてい
る。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)
ミャンマー、国際太陽光同盟(ソーラーアライアンス)に加盟
ジョーティン国際協力相は、7月19日、国際太陽光同盟(注)枠組み合意に署名し、ミャンマーは68カ国目の署名国となった。
署名は、インドとASEANの政治・経済・社会・文化について話し
合うデリーダイアログの場で行われ、各国の政治リーダー、外交
官、ビジネス界のリーダーらが参加していた。
今年のデリーダイアログのテーマは、「インド・ASEAN間の海事協力」である。
(注)国際太陽光連盟は、「持続可能な発展とユニバーサルエネ
ルギーへのアクセス、エネルギー安全保障」 を推進し、太陽光
の利用を拡大させることが目的で、2015年に発足した。
(MizzimaよりJMSA抜粋・翻訳)
ミャンマーとASEAN諸国間貿易額、今年度2カ月で約2498億円
ミャンマーとASEAN諸国の地域内貿易は、陸路海路を含め、2018年度初頭の2カ月で約2498億円だったと、政府が発表した。
商業省の統計によると、輸出額は約764億円、輸入額は約1732億
円で、輸入が輸出を上回った。
最大の取引国はタイで、シンガポールが2位、マレーシアが3位。
4位はインドネシア、5位はベトナム、6位がフィリピン、7位がカ
ンボジア。10位のラオスとの貿易額は1億1000万円に満たなかっ
た。ブルネイとは貿易が記録されなかった。
商業省の発表では、ミャンマーの全世界に対する貿易額は、今年
度4月1日から7月13日までで1兆1289億円、貿易赤字は約1221億円。
国際貿易の約80%は港湾を通して行われ、主要な輸出品は、農産
品、動物、鉱物、海産物、木材や木材加工品だった。
(MizzimaよりJMSA抜粋・翻訳)
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