商業省、2年間の成果を発表
経済発展の要となる貿易部門と民間セクターの開発を担う商業省のタンミン首相は、NLD政権の発足から2年を経ての成果と課
題について国営紙で語った。
<貿易>
・2017年度の貿易量は、約1兆5000億円となり、前年度に比べ2
929億円、比率にして22%増加し、ミャンマーの貿易史上最高
となった。
・特にとうもろこしとゴム原料、そしてコメの輸出が好調。コ
メ輸出は過去70年間で最高を記録し、世界有数のコメ輸出国と
なった。
・貿易分野での規制緩和を進めた。貿易の際、許可取得が必要
な11,167品目を、4,818品目へと減らした。
・食料の不法輸入の取締りの強化を実施した。
<消費者保護>
・消費者の苦情や問い合わせに対応する消費者紛争解決グルー
プを、各州・地域・管区レベルに配置した。
<課題>
・農業生産物の輸出を更に進めるにあたって、近隣諸国の小規
模市場に頼っている現状を打開すること。
・国内ビジネスの90%を占める民間セクターのうち、99%が中
小規模事業者。民間セクターの開発を進めること。
(Global New Light of MyanmarよりJMSA抜粋・翻訳)
ミャンマー出稼ぎ労働者、タイでストライキ
4月24日、タイのサムットサコン県にあるエビ養殖工場で、ミャンマー人労働者300人以上が月給の支払いを求めてストライ
キをした。
労働者らは1ヵ月分の賃金が支払われていないとして、タイ労
働保護局に訴えた。訴えを受け、労働者の代表と雇用主、タイ
労働保護局の間で交渉が行われている。
救済連合委員会のイェミン氏は、在タイ・ミャンマー領事館の
労働問題担当者に連絡が取れなかったとして、ミャンマー政府
の任命に対し疑問を投げかけた。
タイで働くミャンマー人労働者数は何百万人ともいわれる。毎
月1万5千人の出稼ぎ労働者が公的にタイへ入国している。
(イレブンミャンマーよりJMSA抜粋・翻訳)
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