大統領、囚人8,500人へ恩赦
ウィンミン大統領は、ミャンマーの新年にあたる4月17日、「人々の心に平和と喜びをもたらすため、また人道的観点から」囚人8,500人以上に恩赦を与えるとフェイスブックで発表した。ゾーテイ大統領報道官によると、恩赦を与えられるのはミャンマー人8,490人と外国人51人。高齢者や病弱な服役囚、麻薬関連罪での服役囚、そして政治囚36人が含まれる。
今回の恩赦の対象となるのは、罪が確定した囚人のみ。国家秘密の公文書を所有した罪で裁判中のロイター通信記者2名は対象ではない。
2016年にアウンサンスーチー氏が政権を担ってから、前軍事政権時下で収監されていた多くの政治囚が解放されてきた。
ミャンマー政治囚支援協会のアウンミョージョー代表は「政府に政治囚44人のリストを提出した。今回36人が解放されるのは喜ばしいこと。だが、民主主義国家では一人の政治囚もいるべきではない」と述べた。
(Mizzima、アジア通信社よりJMSA抜粋・翻訳)
日本企業主導の複合開発事業、環境・社会調査を実施
日本企業が主導する複合企業Yコンプレックス社は、シュエダゴンパゴダ近郊で予定されている大規模複合開発事業のための準備会合を開き、環境アセスメントと社会影響調査実施についての進捗や今後の予定を確認した。Yコンプレックス社は、株式会社フジタ、東京建物株式会社、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、アヤヒンター社の傘下にあるヤンゴン技術貿易会社(YTTC)の4社が組成する会社。
オフィスビル、商業施設、ホテルを含む当大規模複合施設は、ヤンゴン市中心部、シュエダゴン・パゴダ通りとウ・ウィザラ通りの交差点に位置する軍事博物館跡地に建設され、2020年に完成する予定。
環境アセスメントは、ミャンマーの環境コンサルタント会社であるEガード環境サービスが行う。社会影響調査はタイとミャンマーのコンサルタント会社2社が設立したREM-UAE研究・コンサルタント社が行い、5月末の完了を目指す。
両調査結果はミャンマー自然資源・環境保護省の環境保護局に提出され、審査を受ける。その後、事業の本格的な竣工が始まる。
(Myanmar TimesよりJMSA抜粋・翻訳)
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