モン州タトン地区に 貧困対策プロジェクト
農務・畜産・地方開発省は、地方の貧困対策の一環として、モン州タトン地区に「エメラルドグリーンプロジェクト」を導入する。地元漁業者の経済状態を向上させる目的で、6000万チャット(約508万円)を投入する。11月15日、国営メディアが報じた。
プロジェクトでは、タトン区・パウン区の各2村、チャイトー区・ビリン区の各3村を含む対象エリアの居住者に対し、年内に貸付を行う。
プロジェクトの対象となる村落の政府選定基準は、交通の便が良く、最低80世帯が居住している貧しい漁村を優先するとした。
(Mizzima よりJMSA翻訳)
ミャンマー資産投資家 海外に高い関心
ミャンマーの富裕層は、海外不動産への投資に意欲的だ。2016年、国内の顧客に20件の外国不動産を販売した、KAEアライアンスが伝えた。
同社によると、2016年のこれまでの販売物件は、シンガポールが2件、マレーシアが18件。資産投資家は明らかに、国内の高級物件より、海外の不動産に注目しているという。
最近販売したばかりの物件は、マレーシアと香港企業の合同開発による”フォレストシティー”の物件。”フォレストシティー”は、マレーシア・イスカンダル地域の4つの人工島にまたがる、1386ヘクタール(東京トーム約296個分)の広さの土地を混合利用する開発プロジェクト。第1島の第一期完成予定は2017年末で、(第1島の)工事終了は5~8年後となる。
この第1島には、30~35階建ての建物が建設され、KAEが販売したマンションはその中のひとつ。販売価格は、550平方フィート(約15.5坪)あたり2億チャット(約1696万円)だ。
KAEのチョーミンジン取締役によると、ミャンマーの富裕層の間で海外不動産に関心が高まり始めたのは、2015年末頃から。以前にも海外不動産への投資はみられ、2011年の民政移管前の投資先は、主にタイ、マレーシア、シンガポールだった。民政移管後は国内不動産市場に関心が移ったが、2014年ごろから下火になり始め、2015年末のASEAN経済共同体の稼働と、輸送網の向上により、再び海外への関心が高まった。
同氏は「今はミャンマーからマレーシア、シンガポールへ毎日直行便が出ているし、いくつかの国とはビザ無し渡航も可能なので、海外への関心は増々高まると期待している」と豊富を語った。
(Myanmar TimesよりJMSA 抜粋翻訳)
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