2016年5月25日水曜日

ミャンマーのニュース(2016年5月25日)

自動車輸入業者 輸入規則保留にいら立ち

新政権発足後、自動車輸入に対する要件が保留とされたまま輸入が滞っている状況のなかで、自動車輸入業者は、商業省が主導する委員会に対し、承認プロセスの迅速化にむけた働きかけを求めた。

2015年、前政権は自動車輸入に関して、輸入者が十分な広さの駐車場を保有していることを証明する、郡区当局の推薦状の提出を義務づけた規則を定めた。ヤンゴンの交通渋滞緩和を目的としていたが、推薦状に関わる闇市場が勃興し、規則は期待に反する結果となった。

今年4月1日、新政権はこの規則を一旦保留としたが、その後新しい方針はまだ示されていない。輸入業者は地元郡区当局から推薦状を入手できず、輸入が滞っている。

地方政府の駐車場分析班の報道担当、ミンチョー商業省長官は「駐車場分析班は、ヤンゴン地方政府に推薦状を申請後、回答待ちになっている230事例を同政府に報告した。また、個人利用の2262台について、推薦状を発行するよう求めているが、議会の承認待ちだ」と述べた。一方で「ヤンゴン地方政府は、近く新しい方針を発表すると思う」と語った。

商業省タンミン大臣は「私の知る限り、ヤンゴン地方政府は、状況を見極めつつ最善策を模索している状態だ」と述べた。

(Myanmar times より JMSA抜粋翻訳)

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