ミャンマー ビザの新要件
ミャンマー出入国管理省は1月6日、1月11日から運用するビザの新要件を発表した。シングルビザは12種類、数次ビザは3種類となる。出入国規制に関する基本方針の変更は特に示されていないが、ASEANで経済共同体(AEC)が2015年12月に設立されたことを受け、AECの標準に近づくものとなる。1月11日より有効なビザの種類は以下のとおり。
シングルビザは、外交・公式訪問・観光・社会・ジャーナリスト・航空船舶乗務員・国際会議・商用・雇用・宗教・教育関係のものと、24時間以内の乗り継ぎビザの12種類。うち商用・国際会議・航空船舶乗務員と乗り継ぎビザの4種類はミャンマー入国時に取得が可能だ。
数次ビザは3種類で、政府承認済みの特別再入国・特別再入国・6ヶ月滞在中の再入国のビザとなる。
関係業界の専門家は「観光客、商用者、海外在住のミャンマー人にとって、利便性が高まり、歓迎する」と評価している。ある観光業者は「これまでビザ取得に関する決まりがはっきりしておらず、我々も困っていた。明確になり良かった。現在の観光ビザは28日だが、45日まで延長して欲しい」と希望を語った。
ASEANでは最終的に、観光ビザで域内を自由に移動できるようになることを目指しているが、そうした計画の実現性は今のところ見通せない。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋翻訳)
ミャンマーの現在の国会会期は1月31日までで、次期国会は2月1日10時に召集される。シュエマン下院議長が1月6日、自身のフェイスブックで発表した。
昨年11月の総選挙で国民民主連盟(NLD)が与党連邦団結発展党(USDP)に圧勝し、国会の第2会期には新たな顔ぶれが登場する。
新議員へ送付された開催通知は、1月25日と26日の2日間に出欠の回答をするよう求めている。あるNLDの選出議員は「2月第1週の開催と思っていたが、予想より早かった。すぐに準備に取りかかり、最善を尽くす」と語った。
アウンサンスーチー氏率いるNLDは、11月の総選挙で上下両院の改選議席のうち、80%近くを獲得した。全体議席の25%は、軍関係者に指定されている。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋翻訳)
連邦和平協議の議題決定
ミャンマー平和センター(MPC)における2日間の予備会議を経た1月7日、連邦和平協議に参加を予定している少数民族の事務官は、同国初の政治対話で5つの議題を取り上げることに同意した。ミャンマーの国営紙グローバルニューライトオブミャンマーが報じた。
議題は、政治、経済、社会、安全、国土および自然資源に関する5つ。
第1回の協議は、ネピドーのミャンマー国際会議センターで1月12日から16日まで、5日間開催される。
(Mizzima よりJMSA抜粋翻訳)
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