ミャンマー政権、中国からFTC-2000 G戦闘機を購入
ミャンマー空軍は、同国への主要な武器供給国である中国に対して数機のFTC-2000 G中距離戦闘機を発注した。
「The Irrawaddy」 紙によると、中国国内ではCOVID-19の規制が厳しいため、6月に空軍パイロット約8名、技術者8名、武装将校の少なくとも2名のグループが入国をする際に検疫を受けるため、昆明経由で中国に向かった。
ミャンマー空軍のF-7迎撃機、A-5爆撃機、K-8 W練習機、軽攻撃機をこうしたパイロットらが操縦しているが、新型ジェット戦闘機は、ミャンマー空軍の老朽化したF-7やA-5に代わるものとなる。関係筋によると、引き渡し後はシャン州のナムサン空軍基地を拠点とするとみられている。
中国とネピドー間で行われたこうした戦闘機の購入に関する合意の成立時期は不明だが、中国製ジェット戦闘機の購入は2020年に行われた可能性がある。しかし、COVID-19のパンデミックや中国政府の厳しい封じ込め政策により、引き渡しとパイロット訓練が遅れた背景がある。
中国の国営航空宇宙防衛企業である中国航空工業集団公司 (AVIC) の監督の下、FTC-2000 Gは貴州航空工業集団公司 (GAIC) が設計・製造した有限先進的な軽多用途練習機/戦闘機である。
この2人乗りのジェット戦闘機は、中国人民解放軍空軍 (PLAAF) と中国人民解放軍海軍 (PLAN) で運用されている練習機/戦闘機 「貴州JL-9」 の輸出型であり、戦闘時の攻撃能力と戦闘能力を備えた訓練能力を備えている。
(2022年10月18日:The Irrawaddyの記事をJMSAが要約・翻訳)
爆弾爆発後、ミャンマー軍事政権が7か所の刑務所への家族の訪問と食糧配給を禁止
ミャンマー軍事政権は木曜日、前日の水曜にヤンゴンのインセイン刑務所で8名が死亡した爆発事故を受けて、全国7か所の刑務所で受刑者とその家族との面会や受刑者への食事の提供を禁止したと受刑者の親族や弁護士が明らかにした。
ミャンマーの囚人の多くは、貧しい刑務所の食事を補うために家族や友人からの食事に頼っている。
ある女性によると、2021年2月のクーデター後に爆発物を爆発させたとしてインセイン刑務所に収監されたこの女性の姉は、刑務所の食べ物が原因とみられる胃病を患っているという。
「ひどい米と味気のない食事で私の姉は食事を取ることができないです。だから私たちは、姉のために15日ごとに料理を作って多くの食べ物を届けているのです」と、匿名を希望にこの女性は語ってくれた。「食事を届けられなくなってしまった今では、刑務所の受刑者の生活がどれだけ苦しいものか想像もできない」という。
ミャンマー軍事政権は、インセイン刑務所に加えて、ピィー、タヤワディ、オボ (マンダレー) 、タウングー、タイェ、バゴーの刑務所でも受刑者とその家族との面会と食事の提供を無期限に禁止した。RFAは、刑務所に対してコメントを求めることができないため、禁止を確認する公式な発表は出されていない。
元政治犯のトゥンチー氏によると、この禁止措置は受刑者に精神的に悪影響を与える恐れが大いにあるという。
「これまで家族や友人から食事や精神的な支えを受けていた受刑者らは、今では肉体的にも精神的にも落胆しており、その結果、身も心も病気になりかねない」とトゥンチー氏は語った。
刑務所や裁判所事情に詳しい弁護士に対してRFAが行った聞き取りによると、インセイン刑務所内の秘密裁判所での裁判も中断されたとのことだ。
(2022年10月20日: rfaの記事をJMSAが翻訳)
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