ミャンマー総選挙、各党動向:軍系政党キャンペーン
軍系野党・連邦団結発展党(USDP)は10月13日、ザヤティリ郡区(Zayar Thiri Township)内の複数の地域で選挙集会を開催した。
この中で同党幹部のタンテイ氏は「もしUSDPが与党に返り咲くことができれば、恐怖政治ではなく、文明社会と規律に基づく民主主義を軸とした改革を実現したい。改革は大変な仕事だ。まずは自分たちが理想的な人間になることから始めたい。この先の5年間を任せるのが、素晴らしい政府なのか最悪の政府なのか、決定するのは国民に委ねられている。選挙が公正に開催されさえすれば、USDPの勝利は確実だ」と述べた。
(2020年10月15日付けMizzima記事より要約)
ミャンマー総選挙:与党候補者、選挙キャンペーン中に投石被害か
国民民主連盟(NLD)のチョウティツ氏(タッコン郡区から人民代表院<下院>議員に立候補)は、選挙キャンペーン中に投石被害を受けた様子について下記のように語った。
「自分と妻と選挙チームで、タッコン郡区のMa Kyee Pin村へ入る手続きをしていた時のことだ。近くの木に何か当たる音がして振り向くと、木から葉や枝が落ちた。襲撃された可能性があると思い、電話で写真を撮っていると、今度は妻の首に石が当たり、妻は地面に倒れてしまった。続けて、スタッフのカバンが当てられた。おそらくパチンコなどの投石機による攻撃だと思う。石が飛んで来た方角には、道路を挟んで食料品店があり、連邦団結発展党(USDP)の旗と看板が掲げられていた。」
チョウティツ氏の選挙チームは、投石被害と選挙キャンペーンの妨害容疑で郡警察に通報する方向で検討している。
ネピドーでは今回の投石事件とは別に、ピンマナでもNLD選挙集会中に投石事件があったほか、ポッバティリではUSDP選挙集会中に地元の家畜業者と衝突が起きるなど、選挙戦がらみの事件が続いて起きている。
(2020年10月15日付けMizzima記事より要約)
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