★ミャンマー国軍、ロシアから戦闘機6機購入に合意
ロシアの通信社によると、ミャンマーはロシアからジェット戦闘機6機を購入することに合意した。
ロシア防衛大臣は訪ミャンマー中の1月20日、首都ネピドーでミンアウンフライン国軍最高司令官と会談をした。
ミンアウンフライン国軍最高司令官のフェイスブックによると、ロシア防衛大臣は両国が抱える問題に協力して立ち向かえば解決することができる、ロシアはミャンマーとの軍事協力を高めていきたいと語ったという。
戦闘機の値段やミャンマーへの配備時期は伏せられている。
(Irrawaddy、MizzimaよりJMSA抜粋・翻訳)
★マンダレー大学の学生、教育予算増大を求めて抗議運動
国家の教育関係予算の増加を求め、マンダレーのヤダナボン大学学生連盟が率いる抗議運動が市内で広がっている。
当抗議運動のきっかけは、1月16日の国会で防衛省が防衛予算増加を求めたことだ。ミャンマー国家予算に占める防衛費の割合は、教育費と保健関連費を合わせた費用より多い。
抗議運動の中心となっている学生連盟長は「教育費は2015年からわずかしか増加していない。防衛予算より低いのはなぜか?また、大学には学生寮がなく、遠方から来る学生は苦労している」と述べ、教育費の増加と寮の設置、教育資材の購入支援を求めている。
ヤダナボン大学とマンダレー大学の教員連盟は「ラカイン州問題など国家が治安問題で困難な状況のなかで抗議運動を起こすべきでない」と非難しているが、学生を非難するのではなく学生と当局が平和的に対話すべきだとする教員連盟もある。
学生連盟長は「連邦レベルの役人と教育予算について話し合いをするまでは、大学の敷地内に留まって抗議運動をする。政府や当局が私たちを逮捕する事態が起きた場合には、平和的に対応する」と述べた。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)
★国連、避難民のミャンマー帰還計画再考を求める
国連の難民関連組織と関係団体らは1月24日、イスラム教徒避難民のミャンマー帰還計画を再考するよう求めた。帰還が(本人の意思に反して)強制的に執行される恐れがあり、かつ避難民支援機関がミャンマーで彼らの安全を保証できないことをその理由としてあげている。
バングラデシュ政府とミャンマー政府が合意した避難民のミャンマー帰還は1月23日に予定されていたが、バングラデシュは準備不足を理由に帰還の執行を延期した。
同じ23日にバングラデシュ治安部隊は、政府間で合意した帰還計画への抗議運動を扇動したとして難民キャンプでイスラム教徒避難民のリーダーを含むイスラム教徒避難民3名を拘束したと発表した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ事務局長は、ラカイン州のイスラム教徒に市民権が与えられていない点に触れ「避難民の帰還は持続的で正しい方法で行うべきだ」と述べた。
ミャンマーは、バングラデシュの帰還準備不足を非難している。
(Mizzima、IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)
※その他ミャンマーニュースはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿