2016年6月30日木曜日

ミャンマーのニュース(2016年6月30日)

FMI 画期的利益増

ファースト・ミャンマー・インベストメント社(First Myanmar Investment;FMI)は、今年度の総収益が、前年比で230%増の1100億ミャンマーチャット(約95億6200万円)に達したと発表した。発表によると、ヨマ銀行とプンラインシロアム病院の大幅な収益増が牽引した。

同社は金融、保健、不動産への投資を「三本の柱」としている。不動産事業に関しては、富裕層を狙ったニュータウン計画「スターシティープロジェクト」の開発事業者で、FMI傘下の「タンリン不動産開発」の業績が好調で、同プロジェクトで得たFMIの利益は、33億ミャンマーチャット(約2億8684万円)となった。

今後も引き続き、ミャンマーをベースに公正で透明性のある企業運営を図る。

金融事業では、ヨマ銀行の拡大に力をいれる。同銀行とテレノール社との合弁会社ウェーブマニー(WaveMoney)が近く稼動し、ミャンマーで普及しつつある携帯電話などによる支払いのモバイル・ペイメント事業で成長が見込まれる。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)

2016年6月24日金曜日

ミャンマーのニュース(2016年6月24日)

ミャンマー新政府の経済方針 国民への開放と支援

6月13日、ミャンマーの縫製、観光、農業など各種事業者が参加したミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)主催の会合で、チョーウィン計画・財務相は「経済活動の機会は国民全員に平等に開かれている」と述べ、非公式の発表として今後新政府は、あらゆる事業分野への支援に力を入れていくことを明らかにした。

現政権の計画・財務大臣は、再編されたミャンマー投資委員会(MIC)議長を兼任している。この会合でチョーウィン計画・財務相は「これまでの我が国の貧しさは、軍事政権下において一部の人々に経済活動の機会が集中してきたことが原因だ」と批判し、「国民民主連盟(NLD)政権は、あらゆる事業分野の活性化を目指す。囲い込みではなく、すべてのミャンマー国民に対し、経済活動の機会を開放し、後押ししていく。近く、新経済政策を公式に発表する」と述べた。

民主化を進めるミャンマーは、民族和平、インフラ整備など国内の重要課題を抱えており、国民の理解を得ながらどのように経済発展を推し進めていくかが鍵となる。

(Mizzima よりJMSA抜粋翻訳)


ヤンゴン 車の輸入規制緩和

政府の自動車輸入監視委員会は、規制緩和の一環として、駐車場証明なしでも一部の車両の輸入を認める方針だ。

同委員会は、輸入業者や寄贈者がバス、事業用重機、宗教的な目的で利用する車両を輸入する場合、地方政府との先の合意があれば、これを認める。6月16日、同委員会のミンチョー報道官が伝えた。

しかしヤンゴン地方政府は、ほとんどの乗用車について、未だに輸入を許可しておらず、車は港で足止めを食ったままだ。

駐車場証明書提出の義務付けは、ヤンゴンの極端な交通渋滞解消のため、前のヤンゴン地方政府が導入した。国民民主連盟(NLD)政権の地方政府は、4月1日、個人利用の自動車輸入に対する駐車場証明書提出の義務付けについて、一時保留としていた。

しかし、新たな指針が示されないため混乱しており、輸入業者などからは不満が出ている。

(Myanmar Timesより JMSA抜粋翻訳)

ベストセラー作家 藤由達蔵氏とコラボ 「すぐミャンマー進出する企業のための経営者向けセミナー」

ベストセラー作家 藤由達蔵氏とコラボ 「すぐミャンマー進出する企業のための経営者向けセミナー」


 当社の日本人アドバイザーで「ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール」の著者、深山沙衣子と
「結局『すぐやる人』がすべてを手に入れる」 「結局、『1%に集中できる人』がすべてを変えられる」(青春出版社)の著者、藤由達蔵氏とコラボレーションしたビジネスセミナーを開催いたします。 

藤由達蔵氏は、現在本屋で見かけないことがないベストセラー「結局『すぐやる人』がすべてを手に入れる」の著者で、コーチングという手法で、人々の夢を実現するお手伝いをしています!

セミナーでは,第一部で藤由氏のワークショップにより
「いま、なぜ御社にとってミャンマー進出が必要か」をひもといていきます。
経営者であるあなたの夢、御社のビジョン、経営方針を掘り下げます。

第二部では深山沙衣子が,
「経営者のためのミャンマー進出方法」を伝授します。

セミナー終了後に,御希望者は
ミャンマー料理レストラン「ヤマニヤ」での藤由氏・深山との会食の席も設けました。
ミャンマー料理を堪能しながら,懇親を深めることでミャンマー進出について語ることができれば幸いです。

経営者の皆さまのご参加を,心よりお待ちしております。

関連書籍


セミナー詳細


開催日: 2016年7月28日(木) 

開催時間: 16:00~17:30
                     
開催場所:TKPスター高田馬場 貸会議室 カンファレンスルーム3A
  http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/st-takadanobaba/access/
                  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-17-4
         
アクセス: |電車|
●JR山手線 高田馬場駅 早稲田口 徒歩1分
●東京メトロ東西線 高田馬場駅 4番出口 直結
●西武新宿線 高田馬場駅 早稲田口 徒歩1分

参加費: 10,000円

セミナー詳細:
第一部(藤由達蔵氏)
・なぜ,いまミャンマーに進出するのか?
・御社の5年後・10年後の未来を見据えたミャンマー進出計画か?
・ミャンマー進出して,何を達成したいか?


第二部(深山沙衣子)
「経営者向けミャンマー進出方法」
・2016年4月政権交代からのミャンマー議会・法整備状況を俯瞰する
・ミャンマーでのマネジメント方法
・ちょくちょく見に行くことの重要性 
・よいビジネスパートナーの見極め方法 ほか

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懇親会(希望者のみ)

開始時間: 18:00から

場所:ミャンマーレストラン「ヤマニヤ」
    新宿区高田馬場3‐14‐16

懇親会費: 3500円ほどを予定しています

お申し込みはこちら
 お問合せ先
日本ミャンマー支援機構株式会社
〒236-0005 神奈川県横浜市金沢区並木1-17-13-206
Tel/Fax  045-567-5858
Email info@japan-myanmar.com











ベストセラー作家 藤由達蔵氏と深山沙衣子のコラボセミナー「すぐミャンマー進出する企業のための経営者向けセミナー」予告ムービー

2016年6月22日水曜日

ミャンマービジネス入門講座 開催しました

おかげさまにて、ミャンマービジネス入門講座が終了しました。次回は少しテーマを変えて、8月第4週を予定しています。「ミャンマーに学ぶ海外ビジネス40のルール」のたくさんの読者の方々にお会いできました。ありがとうございます!Myanmar business seminar at Yokohama Kanazawa sangyo shinko center today. Guest speaker is U Zaw Min Khaing




2016年6月17日金曜日

タウンニュース 横浜市金沢区版


神奈川県の地元情報紙「タウンニュース」横浜市金沢区版に
取材記事が掲載されました。

ありがとうございます!!

2016年6月15日水曜日

ミャンマーと瞑想、というお題で講演

当社の深山沙衣子が大学時代の友人にお招きいただき、東京・代々木にて「ミャンマーと瞑想」というお題で、講師を務めました!
I have made a speech about MYANMAR and meditation in yoyogi, TOKYO.



2016年6月13日月曜日

ミャンマーのニュース(2016年6月13日)

DHL ミャンマー最大の国際輸送サービス施設を開設

業界大手の国際輸送サービスプロバイダーのDHLエクスプレスは、2016年に8.5%の成長が予想されるミャンマー経済の急速な発展を下支えするため、ミャンマー最大の輸送サービス施設を開設した。

施設はヤンゴンに位置し、敷地面積は5万平方フィート(約1405坪)、うち建物面積は3万2500平方フィート(約913坪)におよぶ。施設の貨物取扱量は、輸入と国内輸送が多くを占めるミャンマーの需要に対応している。

同社はミャンマーで30年以上サービスを提供してきたが、今回の施設拡大は、インフラ・石油・ガス・縫製産業などミャンマーの成長産業分野における、ロジスティクスの需要にこたえるものだ。施設は今後10年間に見込まれる物量増大にも対応できるようデザインされている。

DHLは同国内に4事業所とサービスセンター3カ所、30台以上の車両を有している。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)


一般家庭全域への電気供給 2030年を目指す

ミャンマーの電力・エネルギー省のペジン大臣は6月7日、一般家庭への電気供給は現在順調に進んでいるが、国土全域への普及は2030年までかかる見通しであることを明らかにした。議会下院議員の質問に対し、議会で回答した。

電気供給に関しては、数十年におよぶ国のエネルギー不足を解消するため、世界銀行の協力を得て基本計画が作成された。2015年、世界銀行は計画に基づき、今後15年間で新たに720万世帯に電気を供給するため、4億ドル(約426億1500万円)の無利子貸付を承認した。

同大臣によると「基本計画の第一段階として、今後2年間に、既存の送電網の2マイル(約3.2km)圏内のすべての村々に電力を供給する」と述べた。

2020年までにミャンマーの全世帯の半数に供給を拡大。これにかかるコストは、世界銀行の試算で7億ドル(約746億2912万円)におよぶ。2025年までに全世帯数の75%、2030年までに100%を目指す。

基本計画には、送電線網の急速な拡大に加え、送電の難しい遠隔地の村落に、家庭用太陽光発電システムなど従来の送電システム以外のものや、限定した地域に送電する電力網の「ミニグリッド(mini-grid)」を利用することも含まれている。

(Democratic Voice of BurmaよりJMSA抜粋翻訳)

2016年6月10日金曜日

ダンパウ

先週のことですが、
ミャンマー人夫がどう考えても義理に近い形で招待された、ミャンマー人と日本人カップルの結婚パーティーに、

呼ばれてもいない私(と娘、息子)が無理やり乱入いたしました。

(呼ばれてもいないので、お祝いの品を持参。私のミャンマー本も差し上げました。

ミャンマーの結婚式は基本結婚する側が招待客の食事をご馳走して、結婚する側へのご祝儀やプレゼントは各人の自由である)


そこで供されたミャンマーのチキン煮込み添え炊き込みごはん「ダンパウ」がこちら。





美味しかったです。美味しかったので、
またミャンマー人の集いに乱入するかもしれません。

2016年6月3日金曜日

6月22日「ミャンマービジネス入門講座」の開催場所が変更になりました。

お陰さまで参加希望の方が多く、開催場所を下記のとおり変更しました。

《ミャンマービジネス入門講座》
開催日時: 2016年6月22日(水)13:00~15:00
開催場所: 横浜市金沢産業振興センター   研修室2
                   横浜市金沢区福浦1-5-2
                      TEL:(045)782-9700 FAX:(045)782-9712
      
引き続き参加者募集中です。
皆様のご参加をお待ちしています。

ミャンマーのニュース(2016年6月3日)

サルウィーン平和公園 戦場から自然保護公園へ

ミャンマー・カレン州にあるサルウィーン平和公園は、かつての戦闘地から野生生物保護国立公園へと変貌を遂げようとしている。

5月23日から26日にかけてカレン州ムットローで行われた、地元指導者300人と少数民族の兵士、活動家らの協議で国立公園をめざす意向がまとめられた。

平和公園の世界共通の4つのコンセプトに、(1)暴力的紛争の回避・終結、(2)環境保護、(3)民族文化的資源の保存、(4)紛争終結後の地域共同体の再建・復興があるが、これらすべてを満たす平和公園はこれまでにない。協議後の発表では、実現すれば、サルウィーン平和公園はこれら条件をみたす公園としては世界初となるという。

同計画の実現は簡単なことではないが、ムットロー地区を保護地区にしようという動きは以前からあった。カレン環境社会行動ネットワーク(KESAN)創設者やスタッフは、20年以上前から、ミャンマー軍と敵対する少数民族政府のカレン民族同盟(KNU)の森林部門や、カレン州の地元住民らと協調し取り組んできた。

KESANによると、この協議では「平和は実現できるのか」「自然生物は保全できるのか」「民族の独自文化は守られるのか」「世界では正反対のことが真実なのに、こんなことが可能だろうか」といった熱心な議論が交わされたという。カレン民族解放軍(KNLA)の副参謀長のボーチョウヘー中将は「サルウィーン平和公園のおかげで、我々は民族国家として生き残ることができる」と楽観的だった。

ただ、KESANのソーポールセイントゥワ理事は、「ネピドーの政府官僚やダム産業のコンサルタントは、この地域に5つのダムを建設する構想を描いており、双方の思惑は大きく違っている」という。

協議において、首長や事務局、運営委員会から成る議会設立が決定され、今後平和公園憲章を起草し、2016年を通して地域住民らとの協議を続ける。次回の協議は2016年12月開催。

(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)


輸出入ライセンス オンライン化

商務省は、6月7日より輸出入ライセンスの手続きがオンラインで利用可能になると伝えた。5月30日、ミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)で行われた「輸出入ライセンスに関わる完全オンラインシステム化」のワークショップで商務省副長官が明らかにした。輸出促進と貿易赤字の縮小を期待している。

サービス開始後3~6カ月をトライアル期間としており、最初は農産物と特定の種類の建材、消費財を対象とする。海上輸送貨物と国境貿易で利用可能だが、サービス開始当初の利用はミャワディーとミューズ国境貿易センターのみとなる。

アプリケーション(ソフトウェア)は http://www.myanmartradenet.comで利用可能。同副長官によると、同省は10分以内に申請の確認・承認を完了できる。

(IrrawaddyよりJMSA抜粋翻訳)