タチレイ管区チャイラクの、ナムカイ村からマイパショ村周辺で、価格にして2億1060万チャット(約1933万円)相当の麻薬が押収された。
1月13日午前4時頃、麻薬取引捜査部、316歩兵大隊、軍事安全保障部隊、マイパショ警察および公安部からなる混成部隊が、ターレイナンバーのビコピックアップトラックと、チャイラクから走行してきた三菱パジェロを呼び止め、警察官が車を調べたところ、なかから麻薬が発見された。
ビゴからは一袋25kgのカフェイン19袋が見つかった。重さにして475kg、末端価格でおよそ3562万チャット(約327万円)。タチレイ麻薬取引捜査部が伝えた。運転手と二人の同乗者は逃走中で、マイパショ警察が指名手配した。
その後、ターレイから走行してきたチャイラクナンバーのパジェロを止め調べたところ、WYの刻印入りの合成麻薬「エクスタシー」のピンクの錠剤35パケットを発見。1パケットは2000錠入りで合計7万錠、7kgになる。マイパショ警察は、車に乗っていたラウシ(22歳男性)、ラウィン(39歳男性)、シモン(20歳男性)を告訴した。
タチレイ麻薬取引捜査部によると、2015年に123万錠と8432.028kgのカフェインを押収。また、タチレイ管区で同年に押収された麻薬はこのほか、ヘロイン、エクスタシー粉末、生や精製途中のケシ、覚せい剤、エフェドリン(興奮剤)、成分不明の化学品がある。麻薬取引に関わったとして、312人(269男性、43女性)が逮捕された。
(MizzimaよりJMSA翻訳)
バガン仏教遺跡へのよじ登り禁止
ミャンマーは、日没で有名な人気観光スポットのバガン仏教遺跡で、仏塔に登ることを禁止する措置に踏み切った。
ミャンマー文化省は2月22日、バガン遺跡群の仏塔などによじ登ることを禁止した。しかし、翌23日に、3000以上ある仏教遺跡の中で、最も大きな5つのパゴダ遺跡のみ対象とすると修正した。
いずれにせよ、この発表は、不適切な服装で寺院によじ登り、踊ったり、寝転がったりするなどの、文化的に恥ずべき行為をしでかす観光客にむけた厳しい非難だ。
突然の発表で、関係する業者は観光業への影響を懸念しているが、文化省は、遺跡のほとんどが、崩壊がひどく荒れた状態であることから、あくまで規制はそれを保護する目的だと強調した。また、最近アメリカ人観光客がパゴタから落ちて病院に運ばれる騒ぎを例にあげ、安全への対策であることも訴えた。
バガン遺跡は14~15世紀に建設され、仏教徒が主流のミャンマーで聖地として崇められている。
2011年、国境が開かれてから5年間で、バガンを訪れる観光客の数は倍増した。ミャンマーは、ユネスコ世界遺産登録を切望している。
(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)
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