1月24日、アジア最大の民間医療企業IHHヘルスケア(IHH Healthcare Berhad: マレーシア本部)は、完全子会社であるパークウェイ・ヘルスケア・インドチャイナ(シンガポール本社)を通じて、7000万USドル(約80億円)を投じ、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに250床の病院を建設すると発表した。1月25日に起工式が行われ、2020年の開業を目指す。
このプロジェクトは、パークウェイ・ヘルスケア・インドチャイナ(出資比率52%)、シンガポール・マコンドレイ・ホールディング(10.5%)、ミャンマーのパートナー企業、AMMKメディカルケア(21.5%)とグローバル・スター(16%)からなる合弁企業体、アンダマン・アライアンス・ヘルスケアが手がける。
新病院の建設地はヤンゴンのダウンタウンに位置し、土地は50年リース、10年期間の延長2回のオプション付きで、広さは4.3エーカー(約5263坪)におよぶ。これはIHHグループがBOT(建設・運営・譲渡)方式を採用してミャンマーに投資し、今後深く関与していくことを意味する。
ミャンマーは長期的な経済成長が見込まれるうえ、国外移住者や外国人観光客の急速な流入も相まって、経済的中流層が徐々に拡大しており、IHHのような民間の医療関連企業にとって有望な市場となる。
(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)
連邦議会 大統領候補指名日を発表
連邦議会は、大統領および副大統領候補者3名の指名日を3月17日と発表した。
上下両院と軍指名議員グループは、それぞれ大統領と副大統領候補3名を指名。その後、連邦議会に提出され、664議員全員による投票が行われる。得票数が最も多い候補者が大統領となり、残り二人が副大統領を務める。
(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)
12地方議会 議会トップは国民民主連盟(NLD)議員
2月8日、ミャンマーの14地方議会(7地方域・7州)は、ラカイン州とシャン州を除く12議会すべてで、議長と副議長に国民民主連盟(NLD)議員を選出した。
カチン州議会では、NLDのトゥンティン議員と連邦団結発展党(USDP)のヤーワンジョン議員が議長席を争い、トゥンティン議員が僅差で勝利した。
シャン州は、議長にUSDPのサイロンサイ議員、副議長に同サオアウンミャ議員が選出された。ラカイン州では、アラカン民族党(ANP)のサンチョウラ議員が議長に、同党ポーミン議員が副議長に決まった。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋翻訳)
テインセイン大統領 憲法擁護の呼びかけ
テインセイン大統領は、現行法の修正または破棄は憲法条文の規程範囲内とし、憲法を守るよう議員に訴えた。RFA(Radio Free Asia)が2月8日報じた。
国民民主連盟(NLD)が主導する議会が、民主主義政治家アウンサンスーチー氏が大統領になるのを妨げる条項を一時停止させるかもしれないと、国内メディアが盛んに報じるなか、大統領が憲法擁護を訴えた。
テインセイン大統領のコメントは、政府系のTVチャンネル、スカイネットとミャンマー国営放送が「NLDのスーチー氏とミンアウンライン軍司令官との間の話し合いで、第59(f)条の一時停止について、前向きな結果が出るだろう」と報じた翌日だった。
第59(f)条は、親族に外国籍を持つ者が大統領になることを禁じている。
(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)
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