2020年4月7日火曜日

2020年4月7日【今日のミャンマーニュース】新型コロナウイルス:ミャンマー経済への影響(他1記事)

新型コロナウイルス:ミャンマー経済への影響

ミャンマーにおける新型コロナウイルス感染者数は、4月2日現在、感染者20人、死者1人という状況だ。しかし、非常事態宣言が発動されたタイからミャンマー人労働者が殺到して帰還しており、保健・スポーツ省は、国内での感染者急増に警戒するよう呼びかけている。

国内経済への影響も懸念される。世界銀行の報告によると、入国および国境貿易の規制強化を受け、今年度のミャンマー国内総生産の成長率は2~3%に留まる見通しだ。

また、EU商工会議所によると、ミャンマーで事業を行うEU企業、中でも自動車など製造業や日用品など小売業といった中小企業への打撃は大きく、30%から50%減収の見通しだ。また、国内縫製工場は、EUからの注文キャンセルが続き、閉所せざるを得ないところも少なくない。

こうした中、ミャンマー政府はコロナ対策として、輸出入ライセンスのオンライン化を開始させる予定だ。食料品、病院向け医療用品、燃料製品など約150品目が適用対象となる。(参考:企業用申請フォームwww.myanmartrade.com.mm)

また、国際協力機構(JICA)との間で、ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業(第1フェーズ)とティラワ地区インフラ開発事業(第3フェーズ)の2事業に対し、479憶3000万円を限度とする円借款貸付契約を調印した。(参考:JICAニュースリリースhttps://www.jica.go.jp/press/2019/20200331_20.html)

(2020年4月4日付けIrrawaddy記事より要約)

 

中国・ミャンマー最大国境拠点ムセ、地元住民の往来も制限

中国とミャンマー間における最大の国境貿易拠点ムセ(シャン州)では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、4月1日より国境に暮らす地元住民の往来も制限されることとなった。

ただし、ムセにある6つのゲートの内、2カ所(ManwainとKyainsankyawt)は貨物トラックのみ通過が許可される。

(2020年4月4日付けGlobal New Light of Myanmar記事より要約)

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