ミャンマー最高級リゾートと称されるチャットリウムホテル・ロイヤルレイク・ヤンゴンで本日結婚式を挙げたのは、当社が創業時より様々な関わりを持ってきた関係者である。
それに参列した当社役員曰く「65万円近くかけた結婚式(平均月給8000円ほどのミャンマーではかなり贅沢である)なのに、お客様への食事がサンドイッチか! なんだサンドイッチって!」
食事提供がいまいちであったと。
「ホテルのサービスレベルがまだまだである文化圏で、ホテルで結婚式を挙げるとは、見栄と虚栄心を満足させる以外に何が残ろう。仏教国らしく寺院で結婚式を挙げれば、チャットリウムホテルより3分の1の値段で大量の食事が出て、同時に200以上の僧侶に寄進できる。」
私は申し上げました。
「ミャンマーにいるからといって、日本語で言いたい放題言ってよいというわけではないのですわ」と。
結婚式の価値観は、それぞれです。日本でも、スグ婚ナビもあれば、ニューオータニで挙式を挙げたい人もいるわけです。私のように日本では婚姻届だけで済ませてしまい、いつ日本で披露宴をやろうかと考えながら4年も経ってしまったケースもあるのです。
しかし、結婚生活はしたいが、結婚式に過剰な期待をしていなかった私でさえ、結婚式で着飾り写真撮影したり、来てくださった方々にお礼をしたり、そうしたすべては「ナイスメモリー」というフォルダに脳内保存されている。
ちなみに、私の結婚式は、大まかなラフ案を私と夫が口頭で伝え、それをほぼすべて義理の妹が作り上げたというものでした。招待状も作りませんで、義妹が電話で招待客を集めるという、大雑把なものでした。友人が手づくりリングピローやら、式場探しやらと話しているのを聞いたことがありますが、そんな高度なことは何一つしませんでした。
私が尽力したのは、「食事はミャンマー料理を提供したい」と申し上げたことと、ドレスの布を選んだことくらいです。
ドレスのデザインも自分で大まかな希望を申し上げましたが、詳細は義妹と夫の姪があーだこーだと言いながら私を仕立て屋などでの試着の嵐に連れ込み、決まっていました。
とにかく、自分の自己満足感を満たし、かつお客様が楽しめば、結婚式のかたちはなんでもアリ。当社関係者は、本日自分の結婚式を満喫したと思う。それでよし。
写真は役員に不評だったサンドイッチ。
チャットリウムホテル・ロイヤルレイク ヤンゴンの情報は下に。
アイラブヤンゴンというフリーペーパーより。
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