当社のミャンマー人向けサービス「FOR MYANMAR PEOPLE」では、日本におけるひび雑多なミャンマー人へサポートを展開している。とつぜん連絡がきて、買い物に付き合ったり、とつぜん連絡が来て、子どもの進路相談をしたりする。観光案内から電話契約まで、さまざまなサービスを行う。
小学校の入学説明会の書類を読み上げるだけなど、
料金をうけとるほどでないサービスでは、我々は金銭を要求しない。ただし、相手は「タダでいろいろお世話してもらって申し訳ない」という気持ちが起きるのがほとんどだ。(まれに、10人に1人くらいは、なんでもタダでやってもらって当然という人がいて、人間イロイロだと感じるが、それはそれでよい。)
こうしたミャンマー人とのおつきあいによって、さまざまな物品がミャンマー関係者からもたらされる。
そのひとつが、さぬき生パスタだったという話。香川県からのお届け者でした。
ほかにも、現在我が家の冷蔵庫には、ミャンマー産乾燥もずくがある。これもFOR MYANMAR PEOPLEの成果である。
こうしたプレゼントは100%相手の善意によるお届けものなので、届けて下さる方によって、実にバラエティに富んでいる。
会社を始めた当時、驚いたのは、あるミャンマー人男性が、カップラーメンを10個ほど買って持ってきたことだ。当時私は妊娠中だったので、消費するのにかなり時間がかかった。
ほかにも、バナナとりんごだったり、最近は、金箔の貼られたシュエダゴンパゴダの写真立てや、寺院の写真や、ミャンマー産茶菓子や、インスタントモヒンガー、干物などが当社に届けられている。
いつの間にかミャンマーの食べ物が増えていると、
「ん? 私がいない間に、誰かミャンマー人が来たな」
と分かる。
いつの間にか当社にあった乾燥ピーナッツ(ミャンマー産)で作ったサラダ。ナッツにはナンプラーを少し入れたドレッシングが合う。
サービスの対価にお金という考え方は、資本主義社会では自然だが、サービスに対するモノの交換というやりとりがあると、けっこうラクに人付き合いができる感じがする。
何か自分にできることを提供していれば、そうしたお届けもの
によって飢えることはないという気分がどこかにあって、それが私を楽天的にしている。こうした金銭だけでないやりとりがあると、なんとなく生活が楽しい。
物々交換ならぬ、サービス・物交換のすすめ。
もちろん自分がほかの方々からサービスしていただくこともある。
明日は友人からビジネス情報をいただき、私がミャンマー風インドカレーを作って食べ物をお届けする。南インドケララカレーにミャンマー風調理法をミックスしてみる予定。
(みやま さえこ 2015年5月5日)
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