国軍トップ誕生日、各地で総司令官の「葬儀」
ミンアンフライン国軍総司令官が65歳の誕生日を迎えた7月3日
ミャンマーでは葬式で団扇を使う風習があり、
ミンアンフライン総司令官は縁起を担ぐことで知られ、
2週間前の6月19日はアウンサンスーチー氏の誕生日で国内は祝
(2021年7月3日付けIrrawaddy記事より要約)
コロナ感染者増、一部に外出自粛令
新型コロナウイルス感染が拡大する中、国軍は7月2日、
ミャンマーの一日あたりの感染者は6月初旬には100人程度だっ
クーデター以前も当局はコロナ対応に苦慮していたが、
(2021年7月3日付けMizzima記事より要約)
国軍対抗の武装組織CDF、民主派政府にも警戒
主にチン州の住民で結成された武装組織「チンランド防衛隊(
また、民主派政府が国軍から主権を取り返しても、
CDFによると、2020年総選挙で当選した議員の中には「
CDFは、
(2021年7月3日付けMizzima記事より要約)
中国の開発プロジェクト、コロナで封鎖措置
新型コロナウイルス感染が拡大する中、ミャンマー当局は、中国系企業が都市開発プロジェクトを進めるカレン州シュエコッコにおいてロックダウン措置の導入を決定した。
開発現場の関係者や周辺住民の間で感染者が続出し、プロジェクトそのものも封鎖措置の対象となった。
このプロジェクトは2017年に、香港企業「Yatai International Holding Group」とカレン州国境警備隊(BGF)が運営する企業「Chit Lin Myang Co.」によって開始された。シュエコッコの開発計画は、当初からその不透明性が問題となっており、中国マフィアの関与が疑われてきた。
Chit Lin Myang Co.は中国マフィアとの繋がりを否定し、本プロジェクトはBGFによって完全に統括されていると主張するが、同地がマネーロンダリングなどの不正活動の拠点になるとの疑念は強いままだ。
ミャンマーのコロナ対応について、国軍クーデター以前の検査は無料だったが、今では料金が発生するようになった。特にシュエコッコでの検査料は高く、取材を受けた地元住民は「ここでは他地域の約4倍にあたる800バーツ(約2800円)もかかる」と述べた。報道によると、BGFが当地の医療分野の対応も担当している。
BGFは2010年に「民主カレン仏教徒軍(DKBA)」の構成員を基軸に設立された組織で、同地における対政府和平協議を担当してきた。
(2021年6月21日付けIrrawaddy記事より要約)
東部衝突、避難民の食料不足懸念
東部カヤー州Demawsoで起きた戦闘により、10万人以上の住民が避難を余儀なくされた。
住民たちが避難した先のキャンプでも、国軍は食料や衣料品といった救援物資を破壊し、支援活動家を拘束するなど、救援活動そのものを妨害した。
避難民はその後、森の奥深くに逃れたが、まとまった場所にいないため、支援活動もままならない。
地元の活動家は「避難民の食料はあとせいぜい2週間分しか残されていない」と差し迫った現状と救援物資の確保が急務であることを訴えた。
現在、カヤー州は停戦状態なので、住民は帰還しようと思えばできるのだが、現地に国軍は残ったままで、住宅は倒壊した状態だ。実際に戻ってみた住民からは、兵士から酒の購入を強要されるなどの嫌がらせを受けたとの声が聞かれ、帰還するのは難しい現状がある。
(2021年6月25日付けMizzima記事より要約)
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