2018年12月12日水曜日

ミャンマーニュース!「地元住民、ダウェー経済特区計画続行を歓迎、公平性を求める」

地元住民、ダウェー経済特区計画続行を歓迎、公平性を求める


ミャンマーとタイが共同開発する、ミャンマー南部・タニンダーリ管区のダウェー経済特区(SEZ)に住む地元住民は、タイとミャンマー政府による開発計画の初期段階の再試行と高速道路の更新という最近合意を歓迎した。彼らの家は基本的なインフラサービスがほぼ全て欠落していると主張した。

11月初め、国民民主連盟(NLD)主導の政府は、800万米ドル(約9億656万円)のタイ・ミャンマー国境とSEZ、深海港を結ぶ高速道路の建設に合意して署名した。

計画に対する地元住民の声を聞くため、地元の非営利団体アースライツインターナショナル(ERI)とダウェー開発連合(DDI)は6カ月間の勉強会を開いた。

勉強会のレポートは、11月29日に発表され、計画に影響を受けた地元住民4人が参加した。

住民の1人は、「SEZ内にある村は今も配電網やガスタービンが無い。ダウェー管区4つの町が24時間の電力供給を受ける中、我々の土地の環境は非常に未発達である。ほとんどの住民は個人の発電機に頼っている」と語った。

またERIの代表は、「住民はタイのゼネコン、イタリアン・タイ・ディベロップメント(ITD)によって被害を受けた土地の賠償で、1チャットも受け取っていない」と語った。

ダウェー経済特区は、テインセイン元大統領の時に計画された。計画には(1)深海港(2)広大な石油化学製品工業団地(3)労働集約的な産業のための工業ゾーン(4)石炭発電所(5)貯水池(6)労働者のためのニュータウン(7)石油とガスのパイプライン(8)タイにつながる道路と線路-がある。

(The IrrawaddyよりJMSA抜粋・翻訳)

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