2020年11月24日火曜日

2020年11月24日【今日のミャンマーニュース】総選挙:与党圧勝も野党納得せず(他1記事)

 総選挙:与党圧勝も野党納得せず

 

118日にミャンマーで総選挙が行われ、与党NLD(国民民主連盟)が圧勝したが、選挙運営の正当性に問題があったとする野党側の反発が続いている。

 

過去の総選挙を振り返ってみると、2010年選挙後の不服申立て件数は29件、2015年は45件だった。

 

今回は軍系野党USDP(連邦団結発展党)だけで数百件もの不服を選挙管理委員会に申し立てている。

 

USDP広報官によると、今回の選挙で起きたとされる違反や過失の多くは二重投票や投票用紙の偽造だという。また、同氏は「全ての違反ついて独自調査も行なっている」と述べた。

 

20201121日付けMizzima記事より要約)

 

ラカイン州民族紛争:小康状態も政治対話なければ戦闘拡大の恐れ

 

紛争地の避難民支援を行うラカイン州の6つの団体で構成された統括組織「アラカン人道問題調整チーム(Arakan Humanitarian Coordination TeamAHCT)」は、総選挙が終わった今、状況は落ち着いているものの、政治的テコ入れが無ければ民族紛争が再度悪化する危険性があるとして、警鐘を鳴らした。

 

AHCT幹部のチョーサンライン氏は「現在、ラカイン州北部での戦闘状況は縮小傾向にある。しかし、それは、総選挙が行われたことと、これまでに蓄積された疲弊感による一時的なものと思われる。民族紛争の解決を目的とした政治的対話がない限り、さらなる戦闘が起きるだろう」と、戦闘拡大の可能性を危惧した。

 

20201120日付けMizzima記事より要約)

 

2020年11月11日水曜日


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2020年11月10日火曜日

2020年11月10日【今日のミャンマーニュース】総選挙:NLD勝利宣言(他2記事)

 総選挙:NLD勝利宣言

 

118日、ミャンマーで総選挙が行われた。

 

選挙管理委員会の公式発表はまだ出されていないものの(119日時点)、アウンサンスーチー国家主席率いる国民民主連盟(NLD)は過半数の議席を確保したと自信を見せている。

 

 (2020119日付けMizzma記事より要約)

 

総選挙:日本、18100万円の無償資金協力「選挙支援計画」

日本は、総選挙を行うミャンマーに対し、18100万円相当の無償資金協力「選挙支援計画」を実施した。

ミャンマーの民主主義を定着させるために、公正かつ透明性の高い選挙の実施に寄与することを目的としている。

この計画の一環として、日本より選挙監視団が派遣されたほか、二重投票を防止する特殊インクが提供された。


2020111日付けMizzima記事より要約)

 

マレーシア:不法滞在のミャンマー人960人を送還へ

クアラルンプール駐在のミャンマー大使館によると、マレーシア当局は11月の第一週、同国に不法滞在していたミャンマー国籍者960人を送還する予定だ。

マレーシアの移民法では、不法滞在および不法就労で逮捕された外国人は原則、数週間から数カ月拘束される。その後、当該大使館で身元が確認されるまで移民拘留センターに収容されることとなっているが、移民拘留センターは収容の限界を迎えており、新規開設もしくは当事国への送還が急がれる。しかも、移民拘留センター内で新型コロナウイルス感染者も増加しており、状況はひっ迫している。

マレーシアは、511日にも不法滞在のミャンマー人(391人)の送還を行っているが、今なお移民拘留センターには自称ミャンマー人3000以上が収容されている。

ミャンマー側としてもコロナの影響で帰国手段を得られない国民向けに救援機を手配し、5月以降、マレーシアからは4000人近い国民を帰還させている。また、ミャンマー大使館によると、マレーシアに不法滞在するおよそ1万人のミャンマー人が大使館へ帰国支援を求めている模様だ。

今回、身元が確認されたミャンマー人収容者960人には帰国に必要な身元証明書が発行され、うち280人はすでに1031日にマレーシアが用意したチャーター機で送還された。残る680人は115日に送還される予定。

帰還者は出国前に新型コロナウイルス検査を受け、ミャンマーへ到着してからも隔離措置が取られる。

2020113日付けIrrawaddy記事より要約)

2020年11月5日木曜日

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