★カチン州インドージー湖ユネスコ保護区に
9月4日ミャンマー政府は、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関・UNESCO)がミャンマー北部カチン州のインド―ジー湖を生物圏保護区に指定したと発表した。同湖は国内最大の淡水湖で東南アジア第3位の大きさを誇る。ミャンマーでユネスコ生物圏保護区が指定されるのは、2015年にミャンマー北東部シャン州のインレー湖が指定されて以来2回目。
インドージーの生物圏保護区は、広さ13万3715ヘクタール、湿地と森林が15キロ周囲に広がっている。世界的に希少な水鳥を含む160種類を超える鳥類の生息地であるほか、亀類、地域固有の魚類、哺乳類、爬虫類、霊長類も生息している。
(Mizzima よりJMSA抜粋・翻訳)
★ラカイン州の紛争に対する各国の反応
ミャンマー西部ラカイン州における紛争で、イスラム教徒9万人が隣国バングラデシュに避難していると援助機関が発表した。バングラデシュ国境のコックスバザールで活動する国連スタッフによると、昨年10月から今までに避難してきたイスラム教徒は15万人を超えたという。
多数のイスラム教徒が住むトルコのタイイップ・エルドアン大統領は、同紛争はイスラム教徒を抹消する大量殺戮に等しいと述べた。
インドネシアは外務大臣をミャンマーに派遣し、アウンサンスーチー国家顧問と面会して紛争の解決を求めた。インドネシアでは首都ジャカルタのミャンマー大使館前に石油爆弾が投げ込まれるという抗議行動が起こっている。
中国は、サン・グォンシャン・アジア問題特別公使をミャンマー派遣。公使は9月4日にミャンマーの副大統領ならびにマウンドー特別調査委員会のミンスエ委員長と会談し「ラカイン州での紛争を中国は非難する。罪のない被害者やけが人、その家族に対し哀悼の意を述べる」と伝えたという。中国のラカイン州への姿勢の背景について、マウンマウンソー政治・民族問題分析者は「ラカイン州で問題が起こると、中国が推し進める経済政策『一帯一路』に支障がでる」ことをあげた。
タイは同国のネーション紙で、ミャンマーの内政には不干渉という政策を発表した。
(Irradwaddy、Global New Light of MyanmarよりJMSA抜粋・翻訳)
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