2015年7月30日木曜日
2015年7月27日月曜日
2015年7月14日火曜日
2015年7月12日日曜日
2015年7月8日水曜日
社長、タイ、バンコクの病院で当社関連会社社員の健康診断を受けさせる。
ミャンマー人富裕層がこのむ病院とは、タイのバンコクにある「インターナショナルスタンダード」(ミャンマー人の言う)の病院である。
日本の健康保険制度のように、医療費が固定でなく、かつ病院規模の制限もない国際的な病院は、それ一つが世界中から客を引き寄せるメガ企業体になれる。
バンコクは、中東、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなどから、たくさんの医療ツーリズム客がやってくる。国際的な病院は、院内に、ミャンマー人用病院、日本人用病院と別れており、通訳や各国出身のスタッフが勤務している。
わがミャンマー人社長は日本LOVEですから、日本で特定検診やほか検診を受けます。しかしミャンマー在住ミャンマー人は、医療に関してはタイLOVEです。この写真の病院で、当社関連会社社員(肥満)の検診を受けさせました。
なぜ検診を受けさせたか。肥満で糖尿だとうだうだ言って早起きしないことがあるからです。ここの検診結果で糖尿予備軍と診断されたので、チャキチャキ早起きして働いてもらうことにします。予備軍ですから。
インターナショナルスタンダードとはいえ、簡単な血液検査や検診で日本円にして70000円ですよ。この検診結果を護符のようにありがたがるミャンマー人富裕層がこの院内カフェテリアにうじゃうじゃいたそうで、中には芸能人やら、有名人やら。社長、そうした有名人に逐一インタビューして得た結論は、「ミャンマーでは真実でない検診結果が出るから、タイに検診に来る。問題は医師の質か、医療機器の質か。両方か。」
タイのバンコクにある国際的な病院は、一見の価値ありです。外観は、巨大ホテルのごとし。中身は、金がある人にだけスペシャルサービスを提供する営利企業です。現地の医療格差解消より、外国の金持ちを相手にし続ける企業の在り方で、たくさんの観光客を呼びます。
タイの国家的な健康保険制度は、非常に脆弱だと数年前に聞きましたが、今はどうなっているのでしょうか。日本の健康保険の恩恵に預かっていますと、難病や不治の病にかからないかぎり、日本はある程度は格差の関係なく、医療アクセスができると感心します。ミャンマーでは、貧富に差で圧倒的な医療アクセス、アクセスする医療の質の差があります。
この世は不条理であるという哲学者の言葉を10代前半で親に言われ、今もその言葉は心に沁みついておりますが、その具現化された現象をミャンマー人の医療アクセスで見たと思います。
まとまりませんが、終わります。
登録:
投稿 (Atom)